- 作者: 好川之範,赤間均
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2011/05/06
- メディア: 文庫
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昨夏の北海道旅行の終盤、東室蘭駅で1時間近くの待ち時間があった。改札左手には大きな売店があり、本州にはなさそうな北海道本が置いてあった。北海道好きな私は我慢できずに何冊か買ってしまった。今週末から北海道旅行に行くので気分を盛り上げるために読んだ。
北海道のあらゆる謎に答える本である。謎は106個、1つの謎が2ページで紹介されている。執筆陣は31人、作家、記者、市長、教授、末裔など。
真面目な本だが、興味の持てる謎が少なく、妙に読みにくいので、途中で投げ出したくなった。すべて編集した2人の作家の力量だろう。どういう基準で選んだらこんなにマニアックになるだろうか?あまりに一般人が知りたい内容から離れているような?また2ページじゃ少なくてに内容が収まってない。説明不足の箇所も多いような気がする。文章がやけに固い。頭のいい年寄りたちが自分たちの趣味で書いてるみたい。
3日間で1回読んだ。好感は持てる。へーって思う箇所もいくつもある。だが、北海道旅行歴5年にはきつかった。読んでも忘れちゃうよなあ。もしかすると自分で年表とか作れば楽しく読めるかも。軽く読むには不向き。北海道を極めたい人にお勧め。