びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/01/15(土)「旅行1」

 何もやることがないので旅行することにした。このままだと今年は旅行漬けになるかもしれないw。「ウィークエンドパス」を使用。2日間特定エリアを乗り放題で地方私鉄もOK。特急料金を払えば特急にも乗れる。8700円。微妙な値段だったりw。千葉みなと―東京―上野―高崎―越後湯沢―ガーラ湯沢―越後湯沢―新潟―坂町―米沢―坂町―新潟。
 朝0420起床。特に計画はなかった。ただ0454の始発に間に合う時間を選んだ。準備をしてたら出遅れて0530の電車になった。これは良くない(怒)。行きたい場所はいくつかあった。何を優先するか考えたとき、乗り潰しを優先しようと思った。これで大体のルートが決まった。今回は時刻表を持たないことにしてみた。検索だけでどこまでやれるだろうか。
 乗り潰しで困っているところがある。新幹線である。新幹線は18きっぷじゃ乗れない。ただ乗り潰すだけではお金がもったいない気がする。また、新幹線は続々と開業している。昨年12月には盛岡から新青森まで延伸されたし、今年3月には博多から熊本が開通する。新函館や金沢も着工されてるし、長崎にも伸びそうである。新幹線ができることは歓迎だけど、乗り鉄にはしんどい。
 で、千葉から一番近いところで上越新幹線の越後湯沢とガーラ湯沢、越後湯沢と新潟が未乗だった。新潟はともかく、スキーが嫌いな私がガーラ湯沢に行く用事は絶対にないだろう。しかし、乗り鉄完全制覇に向けて避けては通れない。過去にもアプローチしようとしたが、接続が悪くて断念した。ガーラ湯沢は冬しかやってない。この冬を逃せば、また来年になってしまう。高崎からの上越線で越後湯沢までアプローチしようとしたら接続が悪かった。この区間はわざと新幹線に誘導している節がある。ちょうどガーラ湯沢行きの新幹線があったので高崎から新幹線に乗ることにした。でも、ガーラ湯沢行きは全席指定だった。だから高崎から新潟までの特急券を買い、1本前の新幹線で越後湯沢まで行った。自由席は満員だった。若い人が多かった。遊びに行くのだろうか。国境の長いトンネルを抜けると歓声が上がった。そこは白銀の世界だった。越後湯沢に到着。降りる人が多かった。富山方面に行くのだろうか?次に来たガーラ湯沢行きに乗り込んだ。指定も特急も取らず。越後湯沢を出た瞬間にガーラ湯沢到着の案内が流れて心の中で笑った。線路を見ると雪が積もらないように散水されていた。雪国は大変だ。あっという間にガーラ湯沢駅に到着。改札を出ずに折り返しを狙ったら(注、良い子は真似をしないように)、1時間待ちで待合室がなかったorz。寒さの中とてもやってられなかったので、改札を出ることにした。駅員さんに特急券を持っていない旨を伝えると、降りられないことがわかった。つまり、高崎から新潟までの特急券では途中下車できないのだ。でも、優しい駅員さんは越後湯沢とガーラ湯沢間の特急券100円で降ろしてくれた。マニアでごめんなさいm(__)m。改札の外はスキー場の建物に直結していて、まるでシネコンのロビーみたいだった。レンタル屋、土産物屋、お食事処、温泉などが揃っていた。スキーやスノボの客で賑わっており、おしゃれなウェアを着こんで、誰もが楽しそうだった。スキーが嫌いな私には激しく場違いのように思えた。1時間が長かった。越後湯沢に戻り、新潟へ向かった。車窓は見事な雪景色だった。先週よりも明らかに深かった。駐車している車がほとんど埋まっていた。ここに住むのはすごく大変だ。雪かきしてる人が何人もいたけど、果てしない作業に思えた。雪を見てたら目が疲れてうつらうつら・・・。
 新潟に着いた。みどりの窓口に飛び込み時刻表を調べた。結局、時刻表のお世話になっている自分。てへっ。景色の美しい飯山線で長野に行きたかったが、接続が悪かった。まさかとは思ったが、レアな米坂線との接続があった。長野の予定を取り止めて、米坂線に向かった。坂町で40分待ち。1日5本しかない割りにはいい接続だ。すると、見知らぬ番号から電話があった。昨日の大学病院の先生からだった。「来週火曜日に検査の枠があるから、都合はどうですか」。火曜日には何かあったような気がしたが、思い出せなかったので保留にした。昨日気になった「LDHって運動したら上がりませんか?」と聞いたら、「それは考えられなくはないが、一度きちんと調べた方がいい」と言われた。休みに電話が来るくらいだから、急いでやった方がいいのではないか。少しショックだった。後で火曜日のスケジュールを思い出したら、私がメインのミーティングがあった。せっかく集まる関係者には申し訳ないが、急ぐもんじゃないし、なんせ身体のことだからミーティングはキャンセルしよう。いや、何があっても即刻身体優先じゃないのか?この会社のことを歯がゆく思ってる癖に、身体を優先できない自分がアホに思えて自己嫌悪に陥った。
 米坂線は2回目。前回はいつか忘れたけど、夏だったと思う。楽しみにしてた割りに途中で寝てしまって、悔しい思いをずっと引きずっていた。本数が少なくていつ廃止されてもおかしくないのだが、冬季の代替交通機関がないという理由で存続している。今回はまさに冬なので、この路線の本領発揮だった。一面真っ白、すごい雪が積もっていた。道路が見当たらない。これは鉄道しかないわ。廃止にならないわけだ。でも、どうやって駅に行くんだ?途中からおばちゃんと相席になった。おばちゃんは日本鉄道旅行地図帳を広げ始めた。話しかけたら、乗り鉄話になった。まさか宮脇俊三ネタまで通じるとは。おばちゃんの鉄ちゃんとは珍しかった。
 15時半に米沢に到着。ルーティングに行き詰まり、米坂線を戻るという強行に出て、新潟に泊まることにした。新潟には行きたい居酒屋があったのと、明日の只見線に都合が良かったのだ。会津若松案もあったが、只見線への接続は悪かった。坂町駅で明日の午後の只見線までのルーティングをしたが、接続が悪く路線としても魅力的ではなかった。20時新潟駅に着いたとき向かいのホームに磐越西線会津若松行きが停まっていた。しまったぁぁぁ!明朝、会津若松から磐越西線で新潟に行く手があった。只見線に気を取られて気づかなかった。景色がきれいな磐越西線に乗りたかったんだよな。磐越西線から只見線なんてフルコースのご馳走なのに。乗り鉄としては痛恨のミス!やっぱり時刻表を持ってくるべきだった!
 宿泊は「東横イン」。居酒屋は「とも家」、2年前にすごい楽しかったところ。あのときはできたばかりだった。まだ店があるか心配したけど、ネットで見つけたから安心した。店に入るとトモさんがいた。嬉しいことにハルさんもいた。最初忙しそうにしてたから声をかけられなかった。空いてきてからトモさんに話しかけてみた。「あのときビデオ撮ってもらった者です」と言うと思い出してくれた。そっからハルさんとトモさんとの楽しいトークになった。雪の話をしたら、今年は特別に酷いとのことだった。やっぱ雪国は違うと思ったのは、実は地元の人から見てもよく積もってるのだったw。いやー、ここは最高。いいイメージを壊すかもと思ったけど、期待以上のクオリティ。いつまでも頑張って欲しいなあ。閉店を過ぎて2430頃撤収。2人して外まで出て見送ってくれた。嬉しかったなあ。ルートをミスったかもしれないけど、そんなん吹き飛んだ。こんな楽しいことは滅多にないよ!