びーの独り言

どこいくの?どっか。

2010/08/30(月)年休「旅行3」

 「ぼちぼちいこか増毛館」の起床は7時だった。朝食を食べたらすぐに出発しなければいけなかった。増毛発の電車は0745。皆さんに別れを告げると、ご主人とAさんがずっと見送ってくれた。たった一晩だったけどすごい楽しかった。人を変えるのは人である。一期一会、旅って素晴らしい。ずっといい思い出として、私の財産となるのだろう。
 増毛―深川―滝川―帯広―池田。増毛に行く前は釧路に行こうとしていたが、昨年同期と飲んだし、調べた飲み屋も魅力に感じなかった。それが増毛に行った後はすっかり「とほ宿」の魅力にとりつかれてしまった。電車の中では増毛で買った「とほ宿」のガイドブックで宿を探していた。新得、池田、厚内で迷ったけど、池田「ワインの国」を選んだ。1泊2食で3675円。
 池田は帯広の東に位置しワインが有名である。駅からは丘の上に立つワイン城が見えるが、過去2回は通過しただけだった。ワインは好きでも嫌いでもないし、北海道とは関係なさそうに思えたからだ。少しチェックインに早かったので、ワイン城に行くことを勧められた。これも何かの縁だろうか。14時半降りた池田駅は寂しかった。坂を上がっても掃除のおじさんしかいなく閑散としていた。途中、DTCなんとかという建家があって意味がわからなかったが、これはドリカムの吉田美和さんが池田出身だからその展示をしているらしい。さて、ワイン城の見学コースは10分程度であっさりしていた。後はおみやげ屋コーナー。試飲を期待してたが、無料は1種類だけ。国稀との落差にショボン。有料は700円で3種類飲めて3コースあったが、割高に思えて自粛した。仕方なく座ってブログを打っていたり。何しに来たんだか。モニターでは帯広のアドマチを流していた。
 16時半すぎ、宿の女性みかさんに迎えに来てもらった。「ワインの国」は池田駅から3km離れていた。畑の中の一軒家、懐かしい感じの農家風の家だった。説明を受けると連泊の人がいるようだった。くつろいでいると、お客さんがやってきた。若くて背の高いKくんだった。18時みかさんの車に乗せられKさんと温泉に行った。どうやらとほ宿は温泉に連れていってくれるところが多いようだ。帰り迎えに来たのは若い女性うーさんだった。帰ってくると黒くて細身の人がいた。これが連泊のライダーのチャクリンさんだった。食事は十勝牛のステーキでボリュームがあっておいしかった。食事の後、皆でだべった。そのうちケーキタイムになった。チャクリンさんが帯広の「柳月」でメープルのバームクーヘンを買ってきたらしい。チャクリンさんは20回以上泊まっており、昨年も「柳月」のケーキを買っていたり。前にチャクリンさんがアドマチのことをノートに書いてあり、帯広ネタで盛り上がった。ワイン城に行ったのは無駄ではなかった。皆さん最高に楽しかった。特にうーさんとチャクリンさんの掛け合いが面白すぎた。途中で高校の合宿みたいな感覚になった。あっという間に23時の消灯、寝ようとしたら一晩中ハエが飛んでいたのにはマイッタ。これも旅なのだ。