びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/12/26(金)「飲み」

 衝動的に連絡した大学友人Hと妹分Rと新宿で飲んだ。Hとはそんなに親しいってこともないし、Rとはかわいいしおもろいけど、どっか距離あるみたいな。私にとって特別な友人たちだ。うん、まさかね、こういうことで再会するとは思わなかった。Hとは大阪以来、Rとは滋賀転勤直前の2005年6月26日以来。Hは転職したし、Rは結婚して出産した。
 新宿で飲むと決めたものの新宿のことは全く知らなかった。それに当初予定はRの旦那と子供も来る予定だったから、ファミレスくらいに思ってた。それなら予約要らないだろう。そしたら、Rだけになった。お酒ありなんかな。なんだか面倒になってどこにも予約しなかった。待ち合わせだけ京王百貨店の前にした。でも、京王百貨店がどこだかイマイチわかってなかった。
 Hから連絡があって少し遅れるとのこと。場所を決めてないと言うと、大丈夫かと言われて、なんだか自己嫌悪になってしまった。店くらい予約しないとダメだったのかな。百貨店の地下で待っていると、Rが「1Fで待ってたから地下に行きます」とのこと。しばらくして現れたRは、子供を産んだにもかかわらず、前よりも細く、そしてきれいになっていた。白いコートがとても印象的で、顔の白さとマッチしていた。特徴のある阿波弁はそのままだった。「新宿わからへんからどのへんいったらええ?」って正直に聞いた。「東口だったら店が多いですよ」って言うので行くことにした。それにしても新宿は入り組んでてよくわからん(汗)。高島屋に行ったら、「昨年、東京マラソンに出た知り合いがいるんですよ。年上だけどどうですか」って言われた。「えっ?いくつなん?」「うーん、45」、相当苦笑い(汗)。「Hさんから誰か紹介してあげなよって言われてるんですよ」ってことらしい。滋賀の暫定妹もHの紹介だったなあ。なぜか気にかけてもらえてる。目的の店は行列してた。再び地上に降りて、チェーン系の「東方見聞録」、なんと行列。そんなに混んでるのか。でも、フロアを一つ降りた店が開いていた。「房's」という聞いたことない店。
 Hと合流して3人で飲み始めた。Hはすでに酒が入っていた。ハイテンションでRの馴れ初めについて質問攻めにしてた。その会話の流れは私に何かを教えようとしてるようにも聞こえた。そういえば、こういう生々しい話ってのはちゃんと聞いたことなかったよなあ。今更ながら薄々思ってたことを思い知らされた。私って大体、きれいな人を目の前にすると自分には高嶺の花だと思ってしまうんだが、そういうのは見せかけで本当のところは、えっ、そうなん、みたいな小さなことなんだよな。そういうことを見抜けないから、いつまで経ってもアカンのだろう。Hが「独身にも独身のよさがある。今、好き放題やん」と言ったので、「大体いつも誰かのこと想ってて、好きやって思ってるうちがええんかなって思ってるよ。」と相当Mな返しをしてみたり。Hが「カミさんにそんなこと言えるかよ。愛してるからこそ言わなくていいことってあるよ。」という言葉に、「そうだよ、心配かけたくないから言わないんだよ。信じるかどうかだよ。」とかっこつけてみたり。
 気がつきゃ12年目、奇跡的な出会いと思ってたけど、ここまで続けば腐れ縁だ。今では答え合わせまでする始末。ストレートに、お前は弱い、って言ってくれたりする。私の周りには相談相手がいなくなってたが、この繋がりだけはさわやかな緊張感に支配されている。人というのはいろんな人に影響されてるんだよな。ありがとうね。