びーの独り言

どこいくの?どっか。

2006/11/11(土)「教育」

 北野武が出ていた「平成教育なんたら」って6時間生放送を見た。爆笑問題も出ていた。私、太田光に注目している。以前は彼のネタは危険だと思っていたが、新書「憲法9条世界遺産に(だったかな?)」を立ち読みしてから、彼に対する見方が少し変わった。全てネタで計算ずくなのだと。そう考えると物凄く天才に思えてきた。今日も鋭いトークに心奪われた。それに引きずられるように北野武がネタで応酬。その掛け合いは非常に見ごたえがあった。
 さらに、久米宏石原慎太郎が出てきた。もはやわやくちゃ。久米宏が「TVや教育は日本人の品が映し出されてる」と言ってたのが印象に残っている。「われわれが要求した内容がTVや教育に反映される」とのこと。最近のTVでヤラセが当たり前だとすれば、日本の社会自体もヤラセを望んでいるのである。いじめだって自殺だって社会を反映してるだけなのだ。思わず「システムを作り上げるのはわれわれ」というオシムの言葉を思い出していた。
 最後は、司馬遼太郎の小学生に向けたメッセージ「二十一世紀を生きる君たちへ」という文章で締めくくられた。「自分に厳しく、他人に優しく。思いやりといたわりで。」、最近忘れてた大事なことが書かれてるような気がした。さっそく今ググったら全文あるやん*1。改めて読んでみて沈黙。すごく懐かしい感覚だった。罪悪感に捕らわれるのはどうしてだろうか?きっと私も堂々とできない部分があるのだ。短いので皆さんも読んでみてはいかが?