昨日から今日にかけてヒマでしょうがなかった。「なんでこんなにつまらないんだろう。」「何をすればいいのかわからない」「これから毎週大阪に行くつもりか」「みんなに会いたいなあ」「これからどうなるんだろ」などとドツボにはまってた。こんなんじゃいけないから、とりあえずネットサーフィンを決め込み、最近気になっていた鉄道廃線跡レポートをはしごして、バーチャルな探検気分を味わってみた。隊長に電話して、久しぶりに元職場の話を聞いた。部屋を片付けたり、洗濯したりした。でも、結局こんなんじゃ「ヒマやー」って言うのが口癖だった宇都宮の繰り返しにすぎない。時折、「まあいいじゃないの、こんな日もあるさ。普段がんばってるんだからこういう時間も必要だよ」とも思ったが、こんな状態はなにかが違うって思いの方が強かった。
滋賀に来てから、通勤電車に乗る必要がなくなった代わりに本を読む習慣が途切れていたので、是非継続しなければいけないなと思っていた。引越しの日に東京駅で買った「７つの習慣」という本があった。夕食を食べにいくついでに開いてみると、「どんな状況でも何者も自分の心を支配することはできない。つまらないとかそういう状態に落ち着いていることが問題である。人間は行動を選択することができる。行動することで状況は変えることができる。」。脳ミソに衝撃が走った！なんてことだ！千葉にいたとき、自分がどこに行きたいかはわかっていたはずである。新しい仕事に集中するあまり、大切なことを忘れかけていたよ。
たまたま手元にあった本を読んだだけで、現状の脱出を意図したわけじゃない。全く関係のない本だったら、デフレスパイラルは続いていただろう。このタイミングでこの本に巡りあえたのはラッキーであった。ひょっとしたらマーフィー理論の成果なのかもしれない。だったら、少しは成長してると考えたほうがいいのかな。少なくとも宇都宮ではずっと悶々とした状態から脱出できなかったのだから。
わかっているはずさ。この状況を生み出したのは自分自身だ。そして状況を変えるのも自分自身だ。何かを待ってるのではなくて、自分で選択しよう。さあ、これから本当のスタートだ！
