びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/02/19(月)年休「血液」

 今回より5時起床。6時間睡眠は確保したが、早く起きるのは億劫だった。今日は弟と血液の型が合っているかがわかるはずだった。つまり移植をするかどうか聞かれる可能性があった。
 7時20分に受付に行くと、整理券は既に10番だった。7時開門なのにもう10番なのか。採血の方は36番だった。ソファーで待っていたら余裕で寝ていた。
 8時30分に受付で番号が呼ばれ始めた。採血はないのかと聞いたら、入ってないと言われた。それは話が違う。あとで採血になるとずいぶん遅れてしまう。ここではずうずうしくアプローチしないと損をする。もう一度列に並び直して採血があると主張したら、先生に聞いてくれた。やはり採血はあった。いつもいつも本当にいい加減にしろ。
 ゴタゴタしてたら採血の番号はとっくに過ぎていた。もう一度番号を取り直したら178番だった。採血が終了した時は0920だった。
 待合室に戻ると次が私の番だった。さすがにまだ血液の結果は出てないだろ?一応診察室前にスタンバイした。診察中となっていたが、本当に診察してるのだろうか?時折断片的に先生の声が聞こえてきた。10時前に患者さんらしき人が出てきたら、すぐに呼ばれた。もう血液の結果は出てるだろう。
 先生は最初に言った。「血液の型は合いませんでした」。薄々そんな気はしていた。もともと確率1/4だし。似てもいないから、血が繋がってるかどうかも怪しいと思っていた。自分の生き死によりも、合致したときのとてつもなく面倒臭いことがなくなりホッとした。
 ヘモグロビンの値は前回輸血前7.1に対して6.5だった。身体の調子から薄々そんな気はしていた。急速に悪くなっているなあ。今日も輸血することになった。
 先生はMRIの結果を見せながら、脾臓が肥大していると言った。前回もそれは聞いたんだが。肥大した脾臓は身体の左側を占め骨盤のちょっと上くらいまできていた。前回順天堂浦安でのMRIのときから倍くらいになってるとのこと。えっ、そうなんか。「脾臓を小さくする薬がありますが、貧血が進みます」と言われた。それでは意味がないのでは。「脾臓が小さくなって得するんですか」と聞くと「元気になります」と言われた。脾臓が血液を作るのに身体にだいぶ負担がかかってるということ。身体のだるさの原因は貧血だけではなかったのか?にわか信じがたかった。直感的にそういう薬は自然じゃないと思った。
 肝臓も2倍肥大していて、右側に縦長になっていた。通常横長だから肥大して90度回転してるように見えた。血液を作るために肥大しているとのこと。数値には問題ないらしいが、これで酒を飲む気は起こらないなあ。
 今回移植の意志は伝えていないが、最近の身体の調子を見てると、そうするしかないと思う。再び移植の先生と話をすることになった。電話連絡があるらしい。それからこれからの治療方針はカンファレンスで決めるという。薬で様子を見るのか、移植を進めるのか。病床の準備やら計画も立てるらしい。
 10時半から輸血。3か月連続。看護婦さんとも顔見知りに。血圧は132/79。こころもち下がってるような。今回は右手にお願いした。狙い通りすんなり刺さった。疲れていたはずなのにすぐに寝るつもりはなかった。ベッドに座りブログを打っていたら右手を使っていた。これはいけないと思い、左手で打つととんでもなく打ちにくかった。そのうち打つのを止めて寝ていた。気がついたら看護婦さんが来ていて針を抜こうとしていた。1315だった。
 会計の合間を縫って、いつもの鰻屋で遅い昼食を取った。まったく食欲がなかったのは、内臓が腫れてるだけではなかっただろう。これではたこ焼き屋には寄れないと思った。
 病院を出たのは14時前だった。これからは輸血がセットになるだろうから午前中だけで終わるのは無理だな。そしたら早起きしても意味ないなあ。年休の数も心配だが、移植したらそれどころじゃないだろうな。
 輸血したけど、倦怠感は抜けなくなっている。いよいよヤバいかも。痛いしんどい言っても仕方ないから、倦怠感は無視しながら、理性的に過ごすしかないね。
 一応父親にも連絡した。先生の話が聞きたいと言われたが、迷惑以外の何物でもなかったので断った。今はまだそのタイミングではないし、話しても覚えてないのだから意味がない。