びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/07/10(日)「美術館」

 起きたら11時だった。想定内だったが、よほど疲れていたらしい。体重も全然増えてなかった。やっぱり麻雀にはダイエット効果がある。今日は千葉市美術館に行くことにした。3回目の葭川公園駅、3回目の「美彩や」。
 美術館は中央区役所のビルに入っており、「河井寛次郎棟方志功」をやっていた。棟方志功には興味があった。昔「知ってるつもり」で取り上げられていて、作品の製作過程のVTRに強いインパクトを受けた。自分の知らない深淵な世界に触れられるのではないかと期待した。
 最初の説明書きに「民芸」が出てきた。柳宗悦という人が起こした運動で、日用品の中に美を見いだすことらしい。これに河井寛次郎が賛同し、棟方志功が加わったとのこと。河井寛次郎は技巧的な陶芸家だったが、柳宗悦に装飾が実使用的ではないと批判されて、朝鮮の焼き物を見せられてから柳宗悦に師事するようになった。河井寛次郎の作品はどれも印象的なものだった。どちらかと言えば初期の技巧的な方が気に入った。一方、棟方志功の作品は難解でまったく肌に合わなかった。根底に流れる仏教的世界観を理解できれば面白いのかもしれないが、無理にそうしようとは思わなかった。ただ「茶掛十二ヶ月板画柵」の色使いは素晴らしく、特に12月に描かれた「基督」は大胆にデフォルメされていて衝撃的だった。主催した茶会で第九を流したというのも素晴らしいと思った。
 16時に美術館を出て、千葉駅まで歩いた。かき氷を食べられる店を探したが、見つからなかった。モノレールに乗ろうとしたら、ミスタードーナツがあり、かき氷がありそうだった。ドーナツとコーラとかき氷を注文。かき氷がうまくてびびった。目が細かくて口の中で溶ける感じ。氷だけでもほんのり甘く、蜜と合わせるとおいしさ倍増だった。これはこれからも積極的に使いそうだ。
 参議院選挙の速報番組で池上さんが各政党の支持母体に突入してて笑った。安倍首相とのやりとりは緊迫感があり、もしかすると歴史的なインタビューになるかもしれないと思った。
 ようやく扇風機を組み立てた。効用に懐疑的だったが、これは素晴らしい。最近の扇風機は、弱い風が出せて首を振らなくても強さを変えられるんだなあ。