- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/11/17
- メディア: 文庫
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百田氏の4冊目。旅行中に本がなくなったので、鶴岡の本屋で購入した。最初から池井戸氏か百田氏にしか興味なかった。
この本は小説ではなくノンフィクション。日本ボクシング界の黎明期を描いている。「黄金のバンタム」とは無敵を誇ったチャンピオン、エデル・ジョフレのことであり、それを破ったのはこの話の中心人物ファイティング原田である。著者がボクシング部だったから、昔の興奮を伝えたくて書いたのだと思われ。
2日で読んだ。小説と違い、熱さが伝わってこなかった。それがどうしてかわからなくてちょっと理由を考えてみると、ボクシングは私たちが生きる上で必要ではないからだと気づいた。百田氏のファンでも、ボクシングに興味のない人は読まない方がいいかな?