びーの独り言

どこいくの?どっか。

「黄金のバンタム」を破った男

「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)

「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)

 百田氏の4冊目。旅行中に本がなくなったので、鶴岡の本屋で購入した。最初から池井戸氏か百田氏にしか興味なかった。
 この本は小説ではなくノンフィクション。日本ボクシング界の黎明期を描いている。「黄金のバンタム」とは無敵を誇ったチャンピオン、エデル・ジョフレのことであり、それを破ったのはこの話の中心人物ファイティング原田である。著者がボクシング部だったから、昔の興奮を伝えたくて書いたのだと思われ。
 2日で読んだ。小説と違い、熱さが伝わってこなかった。それがどうしてかわからなくてちょっと理由を考えてみると、ボクシングは私たちが生きる上で必要ではないからだと気づいた。百田氏のファンでも、ボクシングに興味のない人は読まない方がいいかな?