びーの独り言

どこいくの?どっか。

最終退行

最終退行 (小学館文庫)

最終退行 (小学館文庫)

 久しぶりの池井戸氏。20冊目。いつも通り尖閣にいる間に読んだ。
 いつもの勧善懲悪もの。出世のために真面目に我慢して働いていた主人公が、濡れ衣を着せられ出世の道が断たれ腐った銀行組織への復讐を開始する。
 有名な作品ではないので期待はしていなかった。最初はまた銀行かと思う始末。しかし、最後には完全に引き込まれていた。やっぱ池井戸氏の小説は熱くて面白いわ。