びーの独り言

どこいくの?どっか。

2013/10/06(日)「考察」

 朝新しく思い浮かんだことがあったので、まだあるのかと軽く驚いた。先週の木曜日以来T所長のことをどこか憎めないと思っていたが、やはり訳がわからないと確信に至った。まとめ資料をボロクソに言われたとき、実験データの正しさとはというレベルまで深く問われた。滋賀のときにデータについては散々考えたけど、実験データの正しさとは結局自分が正しいと思うかどうかだけなのだ。科学の絶対的客観など存在しない。T所長は技術至上主義のようでいて、まったくデータの解釈すらわかっていない。以前にT所長と揉めたのは、サンプルにゴミがたくさん入っていて、それが品質悪化の原因だから分析させて欲しいと頼んだときだ。1つ調べるのに30万円かかるけど、私はそれが一番のポイントだと思った。Hさんに「3個調べさせてください。」と言ったところ、「3つは高いから、1個ずつ調べて主原因だと予想される成分が検出されたらそこで止めよう」という話になった。現実的な落としどころだと思った。T所長に承認をもらおうとすると「1個だけでわかるのか」と言われた。「3個やらしてください」と言ったら、「3個だけでわかるのか」と突き返された。この人は頭がおかしいんじゃないかと本気で思った。データがばらつくときには確かに何度も実験するが、そんなに実験のできないケースの方がほとんどだ。そんなことを言ってたら、何も調べられなくなるではないか?結局、そういうのが先週の木曜日に再現されたわけだ。「このデータは正しいのか?」「この一文の根拠を示せ」「君は私をごまかそうとしてるのか」、ねちねちと重箱の隅をつつかれまくった。T所長は大局が見えてない。私が信じてるデータはまったくT所長のお気に召されなかった。T所長は魂のレベルから理解したいと思っているのかもしれないが、この人の真の目的は内容の理解ではなく、私のやり方が気に入らないだけだ。洗脳しようとしてるのかもしれない。おそらくデータを示したら、またそれに対してクレームをつけてくるだろう。T所長は自分の発言に矛盾があることに気づいていない。そして、その矛盾を部下のせいにして当たり散らす。必ず勝つ仕組みになっている。私はこの人をどう説得していいのかわからない。もしT所長の要求に答えようとすると時間がいくらあっても足りない。そもそもT所長には時間は有限であるという概念がない。T所長は根性しか武器はないと言い切り、午前様が当たり前の人だ。自分の能力のなさを時間を捧げることで働いている気になっている。その信念を言葉にはしないが、私にも求めているように見える。私は滋賀の時に午前様を続けたが、それで得た教訓は時間をかけてもポイントを間違えばなんの自慢にもならないということだった。私にはT所長に理解してもらったところで、何のメリットもない。そもそも上層部への報告はすべて私で、進捗の責任もすべて私だ。私は毎週報告書を書いているが、この人は内容を全然理解しようともしていない。T所長は自分の無理解を部下の責任にして、いちゃもんをつけるだけで道は示さない。何より一緒に考えようとする雰囲気がまったく感じられない。私が今の仕事を達成しようとするときに、この人はなんの役にも立たない。もっと言えば、世の中の役に立たないし、人類の役にも立たない。最後にT所長は「俺は優しい方だよ。役員はもっと厳しいから。」と言った。自分の責任で発言しない人に私は自分の命綱を預けようとは思わない。
 明日からのことだが、おそらくHさんは私を傘下に入れて指揮を取るだろう。最小限の労力で事態を丸く収めようとするわけだ。けれど、私はHさんのやり方には賛同していないので、すぐにケンカ別れすると確信する。そっから先はどうなるか私にもわからない。ただ、関東でまだ行ってないところを観光しといた方がいいな。
 大学友人Sと石神井公園に行く途中にあるカレー屋に行って、石神井公園でお茶して別れた。友人ってとてもありがたい。「お前滋賀のときは不正と戦ってたやん」、そう言われてハッとした。完全に忘れてた。私には戦わないといけないものがあった。穏便に済ますつもりだったが、Sはよく私のことをわかっているw。越えていくよ。身捨てこそ浮かぶ瀬あれ。それはこれからのブログで明らかに(爆)。