びーの独り言

どこいくの?どっか。

2013/07/05(金)「特許」

 昨日の続き。特許を捏造すると、結局権利化できない。たとえ登録になったとしても、実施例を再現できないと無効にされてしまうからだ。特許は対外的に相手の足を止める意味しかない。よく他社にそういうことやられて対応に時間が取られてしまっている。そんなことより特許を書く意味は社内的な意味が一番大きい。社内では特許の内容よりも何件書いたかが問われる。金になる特許を1件書くより、カス特許を100件書いた方がいいのだ。成功が約束されていない研究では、特許件数こそ唯一目に見える成果らしい。これはもう人事評定の怠慢としか思えない。新しい発見なんてそんなにボコボコと生み出せるわけないだろ?私は特許制度が大嫌いだ。独占的使用権なんて人類の幸せになる権利を阻害しているようにしか見えない。遅かれ早かれ誰かが発明したのだ。発明したその人はお金が欲しくて発明したのだろうか?