びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/02/10(木)「報告」

 副社長への月次報告があった。会議室に入ると、研究所の幹部が集まっていた。わざと魑魅魍魎を揃えたかのようだった。今日の副社長は異常にテンションが高かった。いつもそうだが、一番偉い人のワンマンショーになる。副社長の横で将軍様が必死でよいしょしててマジでうざかった。どうしてこんな奴が上に上がるんだ?報告は妙にウケがよかった。けれど、厳しい課題を突きつけられた。厳しい言葉ほど笑って言うテクニックか?調べている半導体やFPCの話にもなった。一番理解していると思われる私が説明するしかないだろうと思った。来週改めて行われる副社長への報告に参加させてくれと将軍様に申し入れると、こないだまで増員すると言ってたくせに、減らせと言われているからやる気のない奴は工場に飛ばすとか、わけのわからないことを言い出し始めた。私は研究所不要論者なのでこの研究所から人がいなくなっても仕方ないと思っているが、なんでちゃんと調べてる私がぎゃーぎゃー言われなきゃいけないのか。こんなのと絡まなきゃいけないのが運命だとしたら、とても悲しい気分になった。辞めたいなあと思った。残りの貴重な時間が無駄に思えて仕方がなかった。けれど、辞められない身体なんだよな。もう秋の風が吹いてるというか、日が沈みかけてるというか。すっかり考えの基準が変わってしまったよ。