人を見抜く技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」

人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社+α新書)

　雀鬼こと桜井章一氏の第2弾。前回、なかなか面白かったので勢いで買ってみた。
　前回の内容と同じだが、読み物として軽くて面白い。「自分のものさしで人は評価しきれない」「こだわりを持つな」「五感で感じろ」などと書かれている。「人間は何かに酔っている」なんてのは禿同だったり。この人の考えは自然流というか性悪説に近いのかなと思う。それが自分には妙にマッチしている。人とのつきあいは対人ゲームであり、相手に合わせて自分が変化すべきなのだ。
　惜しむべくは今はまだこの本を必要としてなかったこと。もう一冊あるので、間隔を空けて読むとするか。