びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/05/26(火)「達成」

 仕事が忙しくなりつつありストレスを感じるのだが、そういうのがあると充実もしてくるわけで。人というのは強制されることも必要なのだろう。でも、滋賀に比べりゃまだまだだが。そう、人は何かと比べて自分を納得させる。
 プールは18日連続。新習志野。人が多かったのでターンできなかった。それに昨日の疲れか全く前に進んでる感じがしなかった。コースを一つ上げるとあまり人がいなかったので、行けるだけ行ってみた。休憩まで泳いだのは700mだった。休憩後にもう一度チャレンジ。あいかわらず調子でなかったのだが、途中から腕のかきを前を取る様にしたら飛躍的に進むようになった。もう楽しくて楽しくてそのまま調子に乗って55分、1700m。自分でも信じられなかった。全然そういうつもりではなかった。それはもう少し先のことだと思っていた。健康維持のためだったのに、なぜこんなに泳ぐ必要があるのだろうかわからなくなっていた。けれど、手は緩めなかった。昨日の自分を越える一心でやってきた。最初の頃のように息が切れてるわけでもない。どこかが痛いわけでもない。泳ぎ終わったとき、身体全体はほのかに熱く、鼻から吸い込んだ空気は奥に沁みた。ひたすらに爽快な気分だった。かつて経験のない感覚。そういう気分になるとは思わなかった。3ヶ月半でここまできたか。子供の頃のトラウマで水泳に対してコンプレックスがあった。けれど、今日で劣等感ともおさらばだ。まだやればできる。そして、たどりついて初めて味わえる気分がある。クロール50m×56本。
 呉・松山フェリーが廃止になるというニュースを見た。ショックだった。私は入社すぐに呉で研修をした。そのときに前年合宿免許で仲良くなったRのとこに遊びに行った。車を買ったばかりでドキドキの旅行だった。行きは瀬戸大橋経由で四国上陸。夜の香川を抜け富岡で泊まって同期達と眉山に登った。次の日は三加茂でRを拾って高知へ。やはり仲良くなったYを拾って桂浜など観光した。帰りは夜の国道32号線をつたないドライビングテクニックで煽られながら走破。Rを送ってから、三島に抜けて、今治の海沿いを一晩中走った。堀江港の場所がわからずずいぶんウロウロした。それまで見た港の中で一番小さかったし、とても小さなフェリーだった。早朝の便で阿賀港まで帰った。阿賀港もとても小さな港だった。当時の住まいからとても近かった。こんなところに路線があることがとても不思議で、それだけ逆に印象に残っていたわけだ。さて、廃止の理由はETC搭載車の高速道路料金を値下げしたためらしい。これからは環境だと言いながら、車に乗りなさいという内需拡大政策については疑問符だ。しかも時限立法のために会社が潰れてしまうというのはせつない。時代の流れとは言え、作る必要のない道路の横で交通インフラが消滅していくのは寂しい。