びーの独り言

どこいくの?どっか。

雪国

雪国 (新潮文庫)

雪国 (新潮文庫)

 名作シリーズ。ノーベル文学賞川端康成の代表作。冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、あまりにも有名。けれど、川端康成がどんな話を書いてるのかは知らなかった。
 面白くなかった。とにかく会話が空中殺法。二転三転でわかりにくい。極限まで無駄をそぎ落とした手法らしいのだが、行間からは何も感じることができなかった。私が成熟してないのか、そういう時代ではないのか。感性がマッチしない。要は、女に惚れてる自分と冷ややかな自分がいる、ということを書いてるだけ。
 もう一つの有名な方も買っちゃってるんだよなあ・・・。