びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/01/05(月)年休「旅行⑩」

 千里丘−京都−米原−大垣−豊橋新所原掛川−島田−熱海−東京−千葉みなと。
 今回の旅行の最後は天竜浜名湖鉄道だった。元々は国鉄二俣線浜名湖の内陸寄りを進む鉄道。なぜ第三セクターになったのか不思議だった。きっと浜名湖周りは栄えていると思っていたのだが。新所原という小さな駅に着くと、まず目についたのは鰻屋。なんと駅の入り口にあった。ちょうど昼食を探してたし、鰻大好きの私は飛びついた。1両の電車の中でむさぼりついた。走り始めてすぐに第三セクターになった理由がわかったような気がした。電車は物凄い揺れたし、細かいカーブが多くとてもゆっくりだった。まるで一昔前の規格。細かい駅ばかり。東海道線が50分で結ぶところを2時間もかけていた。それが逆に旅情を誘った。なんだかワクワクして仕方なかった。西側は浜名湖に沿って進み、東側は町が中心だった。西鹿島では遠州鉄道と連絡、遠州鉄道の立派さが目立った。中心駅、天竜二俣には小さな扇型機関庫があった。ノスタルジックな路線でとてもいい感じだった。
 今回の旅行は、下品なくらい中国地方を乗り潰し、残すは芸備線姫新線という形を作れた。いつもより真剣に旅行した。それは目標に対して貪欲に挑戦したかったし、自分に与えられたチャンスを生かすということであった。乗り潰しなんて他の人にとってはどうでもいいことかもしれない。ぶっちゃけ自分にとっても意味はない。しかし、そうしたいという衝動に従ったまでのこと。それは自分にとっての意味である。家で寝ていて何かあるだろうか?独り部屋でウジウジしてて何が起こるだろう?初めての場所で、何かを思うことが、私にとって重要なこと。人生ってやつも旅みたいなもんである。今回の旅行はいろいろ渡り歩いたこと以外に、地元の人たちと会話できたことが大きかった。今までもたまにそういうことはあったが、今回は特に多かった。人との出会いは滅多にないこと。そういうのはとても想い出に残るし、今後にも繋がるもんである。
 部屋にたどりつくと、夏に旅行で知り合った帯広のSさんから段ボール一杯の野菜が届いていた。いつか約束した野菜が送られてきたのだ。土のついたジャガイモ、ゴボウ、タマネギ、丸ごとのカボチャ等。おいしそう。でも、料理道具を一切処分した私はどうしたらいいでしょう?