びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/08/06(水)「独り言」

 ちょっと前、大村氏の本の中で「宝くじを買うとワクワクする。でも、宝くじの期待値は買えば買うほど低くなる。だから、1枚だけ買うのがよい」という文章を見て衝撃を受けた。人間の感情をいうのは宝くじの枚数の対数に比例してるみたいで、ワクワク感を2倍にしたければ、宝くじは10枚必要だそうだ。数式で表せば、(宝くじの枚数)=10^((ワクワク感)-1)ってところか。
 走ることも同じだと思った。最初が一番楽しい。どんどん体重も減るし、タイムも縮まる。それが、だんだんと体重は減らないし、タイムも縮まらなくなる。ある程度のところまでくると、維持するだけで大変になってきて、他の日常生活を圧迫しだす。
 何事もエスカレートしない方がいい。良いと悪いの中間で収めておいたら楽しさは持続できる。今日は良かったって日があったら、次の日はセーブしたい。人間関係だって、信用するから裏切られる。強く信用すればするほど裏切られたときのショックは大きい。会社だっていい会社だと思いこもうとするから、とんでもない目に遭わされる。会社なんてたいしたことないくらいに思っていた方がよい。仕事だって自分の限界以上に追い込むから燃え尽きてしまう。人生なんて生きてるだけで丸儲け。
 欲をみせるから反動で苦しくなる。満たされれば新たな欲を生じるだけ。自分に勝つということは、自制することだ。押しながら引く、引きながら押す。現実がどうであろうと、認識の中で私は幸せになれる。どこかに行かなくても行った自分を想像する。昔の出来事を思い出してはニヤニヤする。何も特別なことがなくてもただ普通に日々を楽しめることが達人。