長い休みはいつ取れるかわからない。長い休みでしかできないことをやるならば、旅行であろう。今回は帰省と絡めたので若干中途半端な感じもあるが、帰省を意味あるものにするためには西へ向かおうじゃないかということで。特に日本三大車窓の一つ、肥薩線が見たかった。よし、九州へ行こう！
千里丘−大阪−姫路−岡山−新山口−下関−門司−大牟田−熊本。最初はひたすらに山陽本線。広島までは経験済みなのでなんの興味もなく。どこまで行っても似たような景色。低い山が茶色。田んぼも茶色。主要幹線だけあって掘割は石垣で補強されてる。よく整備されている印象。乗客もそこそこ乗っていた。たまにどこかでどっと降りる。きっと初詣だろう。ひたすら退屈だった。なんで電車乗ってるのかわけわからなくなった。二日酔いで頭ガンガンするし。でも、迷ってるんだったらやってみよう。何もせずに後悔するんならやって後悔した方がいいだろう。そう思うと不安な気持ちは消えていった。岩国を越えてから瀬戸内海が見えるようになった。青い海に緑の島が浮いているのが特徴。九州に入ってからすっかり日は暮れた。幹線沿いなどに興味はなかったのでひらすら移動。ＪＲ九州は他のＪＲ支社と違い差別化を図っているようだ。車両がとにかくデザインが凝っていてかっこよかった。かっこいいだけでなく機能性もよくすわり心地も最高だった。熊本では「東横イン」。正月２日でも特別料金はなくて飛び込みＯＫだった。フロントでお店を聞きラーメン「黒龍江」へ。ギトギトの豚骨は苦手なのだが、胡椒が効いたつゆでめちゃくちゃうまかった。ついでに馬のレバー刺とビール。うめー。幸先のよいスタート。
