最重要顧客による品質監査があった。昨年から数えて３回目。「ＰＤＣＡを回せ」「記録、確認、検証しなさい」・・・。まあ、記録残さず権限や責任がはっきりしないうちの会社じゃボコボコにされるわな。こないだ紹介したばらつきの意味を知らない上層部が「σやＣｐｋってわかってます？」って質問されてた。わからないことは罪ではなく、わかろうとしないことが罪だ。世間一般の流れから取り残された人たち、一番大事な場面で恥をかき、それが会社の実力だと思われる。悪事千里を走る。
トップが主導しなきゃいけないのに、出席すらしていない。いつもくだらない会議ばかりしてるくせに、肝心の会議には出ない。敵前逃亡、これでは旗振り役にもならない。姿勢からして間違っている。不具合を指摘されるたびにもっと言えと思った。ボコボコにしろと思った。顧客が私の代弁者だった。ここの人たちは外圧によってしか変わることができない。そして、言われるたびに私の仕事が増える。
自らが変わろうと思わなければ変わることはできない。何もしなくてデフレスパイラルから抜け出せるわけがない。向上心がない、信念がない、プロ意識がない、知識もない・・・できることは解釈を変えるだけ。実作業を変えないと製品がよくなるわけがない。だから、毎回毎回同じ指摘を受ける。このシステム、うちに全くなじまない。２重帳簿になって、仕事が２倍になるだけ。上は下に丸投げ。一番下には逃げ場がない、病気になって倒れるか、違う精神世界に逝ってしまうか、転職だね。
Ｋさんと飲みたくて飲みたくて仕方なかったが、実現しなかった。めっちゃ酒の肴があったのに。こういうとき飲み相手がいないのは残念だなあ。
