以前より書いているが、顧客よりバラツキ管理をやれと言われている。上層部はＣｐｋが何かも理解せずに、担当をうちの部署にした。間接部門があれこれ数字いじっても、現場が変わらないと何もよくなりませんが？で、工程管理やら統計学やら勉強した。１冊じゃわからないのでいろんな本を読んだ。やっと理解した話を今度は教えなければいけない。例えば標準偏差σから教えなきゃいけない。「σを知らないお前が悪い」と言いたいが、それでは先に進めない。この件に関しては、既に一部を報告書にまとめておいた。するとちょうど出張で来ていたＮさんに質問された。そばにいた同じく出張してきたＫさんもなにやら言いたげ。自分で勉強するには難しいが、誰かに教えて欲しいといったとこだろうか。この話題への関心が非常に高いことに気づいた。もしかするといつのまにか自分は指導的な立場にいるのかもしれない。これで少し勢いがついた。その勢いのまま、一番理解してほしい現場スタッフのＫさんとこにもいった。すぐに内容を理解してもらえた。で、結局の大問題は、現場オペレータの人たちに理解してもらってやってもらうこと、ということで意見の一致をみた。人にやってもらうのがマネージャー最大の仕事であるが、さてどうするか。
