びーの独り言

どこいくの?どっか。

2006/12/25(月)「京都論」

 「前の戦争は応仁の乱だった」と冗談か本気かわからない話がある。「京都は保守的やから新興宗教はアカンねん」、日蓮でもダメらしい。私は日蓮がどうこう思わないが、そんな昔の話でも新興宗教なのかと驚く。普通新興宗教と言えば、K福の科学とかだろ?もし、京都人全員がそういう気質なら、私の家は受け入れられないから、活動しても無駄であろう。
 京都には独特の文化がある。同じ関西でも大阪とも滋賀とも違う。言葉遣いの上品さとは別に内面には厳しいものが潜んでいる。礼儀を重んじるようでいて、実利を重んじる。実際、京都の会社は結構繁盛してる。村田製作所、ワコール、オムロン、京セラ・・・。交渉上手、持久戦に持ち込み決して折れない。めっさプライドが高いだけ。
 言葉の裏の意味がある。直接捕らえると正反対のアクションになるかも。へりくだっているときに、うかつに乗っていってはダメだ。「ぶぶづけでもいかが」となると、帰れサイン。直接言わない。これは教養の表れなのだろうが、大阪人にとっては奥ゆかしいよりは嫌味に聞こえる。文化のレベルが違うなら、今は全然追いつけてないや。