ルーチンをやっていたら、急に「農業がいいかも」と思った。ここの職場にいたところで、頑張っても報われないし、ものを作ることが好きなのだったら、別にこの会社である必要はない。この会社に限らず日本全体が、ものつくりの心を忘れ、駆け引きばかりでストレスを生み出しているような気がする。このままここにいて、会社にいる時間、すなわち人生の１／３、起きてる間の１／２が、お金と引き換えるだけの時間だとしたら、私ってやつは一体なんなんだろう。自然を相手にするのってわかりやすくていいと思う。地に足がついてるというか、人間の基本に近いというか。突然のひらめきに自分でも驚いた。これは何かの啓示なのかもしれないぞ。ちょっと意識しておくか。
木曜日と言えばヤングサンデーの発売日。万年マイナーなこの雑誌に「絶望に効くクスリ」という漫画が載っている。毎回いろんな芸術家や活動家にインタビューをしていて、まさに題名の通りの内容。珠玉の言葉たちが心を元気づけてくれる。それは新たな世界との出会い。今、木曜日が楽しみだ。
