びーの独り言

どこいくの?どっか。

2005/08/21(日)「一人旅③」

 8時起床、昼に同期Nと鳴門で約束してた。時間まで少し早いので探索を続ける。
 国道438号線貞光から南に向かう。四国一の名峰剣山へ至る道。1〜2車線の道が貞光川に沿って続く。ここって7年前同期Kと走った道だったりする。途中、土釜というところがあった。滝つぼが釜みたいになっている。ここも渓谷がきれい。一宇峡が名所のようですな。剣山に近づくにつれて道は高度を上げ始める。くねくね上り坂。標高1400mにリフト乗り場。ここで寄り道⑨。で再び438号に戻って今度は東に向かう。ひたすら山道。見晴らしはいいが山しか見えない。この道の存在意義がわからない。神山町を抜けて徳島市内までなんと70km。ほとんどぐねぐね。面白いが飽きた。
 ⑨奥祖谷かずら橋(東祖谷);昨日の大歩危駅で知ったのがここ。7年前行ったのは西祖谷かずら橋。そっちはかなり有名なのだが、こちらはほとんど知られていない。剣山のリフト乗り場から8km西。ほとんど誰もいない。山道を下ると橋があった。なんか風情がある。因みに西祖谷は観光地になってて風情がない。橋の隣に鉄筋の橋があるのは論外だw。さて、ここの説明には、かずら橋は祖谷川に沿って13本あったようで、現存は2箇所のみらしい。ということは両方制覇したことになる。ただ、ここも山奥にある橋にすぎず、わざわざ足を運ぶ価値ははないと思われる。
 ⑩「たむら」(鳴門);鳴門に仲の良い同期Nが住んでいて、昼に行くと約束してた。13時3年ぶりの再会。さぬきうどん食べさせてって頼んでたら案内された。釜玉大盛り、こしがあってうまい!香川の人も食べに来るらしい。これはいいところを教えてもらった。その後「ガスト」に移って17時までおしゃべり。早明浦ダムは昔沈んだ役場が今は見えていて話題になっている。それから、県道32号は、国道からのトンネルができる前、祖谷に通じる唯一の道だった。さすが四国に8年住んでるといろいろ知ってるなあ。やっぱ久しぶりの人と会えるのは楽しい。
 かなり眠かったがなんとか20時に帰りついた。走行距離1000km。久しぶりの大旅行。今回の旅では山道をひたすらぐねぐね走った。舗装はされているものの1車線区間が多く、バスやダンプと遭遇して泣いた。渓谷沿いの道が多くて景色はきれい。でも、無理矢理作ったような道が多く、金をかけているわりには存在意義が感じられなかった。地元の軽トラやバンと多くすれ違ったものの訪れる人はほとんどいなさそう。山間には集落が点々と存在している。おそらくお年寄りしか住んでいない。過疎化とともに廃道化が進むんだろうなあ。今回の1人旅は途中で挫折しそうになった。1人旅に出ておきながら、なんでこんなことしてるんだろう、って考えたりしてた。変な道をわざわざ通って実に危ないよなあ。でも、久しぶりの人との再会できてとても嬉しかった。やっぱ旅はいいよね。来年は四国カルストか?