びーの独り言

どこいくの?どっか。

2021/04/12(月)「自治会」

 自治会関係の細々したことが多くて仕事を圧迫している。調べて、書類作って、メールの文面を考えて。帰ってからも会則の改訂。
 まだ慣れてないのに4月が一番忙しい。毎日毎日何か忘れてないかと緊張状態に置かれている。思ったより重圧が凄いな。いい経験になれば。

2021/04/11(日)「夙川」

 8時半起床。昨日よりも晴れ渡っていて暑いくらいだった。どこ行こうか?廃線跡はこの晴れた天気にふさわしいところがなかった。代わりにハイキングコースを探した。すると阪急苦楽園口駅から甲山を経て阪急仁川駅に至る10kmのコースが出てきた。これだと思った。
 甲山には高一すぐの遠足で行った。担任のO先生が「あそこの頂上からは阪神競馬場が見えますねん」と言ったのが強烈だった。阪急神戸線に乗るのは初めてで園田駅に停車している時にとてもいい天気だと思ったことを覚えている。阪急仁川駅から川沿いを歩いたが、その川には水が流れていなかった。山に上った時の様子は覚えてない。
 ただ、山登りの10kmを踏破できるのか不安ではあった。山の中だと途中で具合が悪くなってもリタイアできないし。まあ時間が早いからなんとかなるだろう。そんな悪いことなんて起きないだろう。
 11時出発。どうせならとふざけたルートを使った。阪神杭瀬駅から今津駅で阪急に乗り換え。西宮北口駅神戸線に乗り換えて、隣の夙川駅で甲陽園線に乗り換えて隣の苦楽園口駅へ。
 駅前のローソンで水とおにぎりを買って、12時スタート。夙川沿いを北上した。夙川沿いは桜が有名だが、来たのは初めてだった。夙川は小さな川で川に沿って公園になっていた。たくさんの家族連れがいてたくさんの子供が遊んでいた。20分後、銀水橋に到着。パンフの所要時間とぴったりだった。
 ここから山道に突入した。これでもかと上りが続いた。結構キツイけど、なんとかなるかなと。上から降りてくる人もいて、何人もすれ違った。なんとかなるだろう。パンフの地図が少しいけてなくて、分岐で迷うケースが多かった。迷ったら最悪だ。
 容赦なく上り坂が続いた。息が上がってきた。まだ全然進んでないのに。岩に座り込んで休憩した。息を整えて、歩き始めると足がずいぶん軽くなっていた。しかし、そんなには長続きせず。だんだんと休憩の回数が増えていった。不安な気持ちも大きくなってきた。このまま進んでいいのか?
 分岐があり、その先には植物園があるようだった。大体こんな山道の先に植物園なんてあるのか?その道は少し下り気味だった。しかし、行けども行けども植物園にはたどり着く気配はなく。本当にこの道で合ってるのか?すると、思いがけず展望台があった。緑洋展望台と書いてあった。ウッドデッキとなっていて、180度のパノラマで地上を見渡せた。グーグルマップで現在地を調べると、植物園はもうすぐだった。
 道は急に下り始め県道が見えた。植物園はどこかわからなかったが、そんなことはどうでもよかった。もう戻ろう。たった1時間でリタイアした。それにしても県道があるのにわざわざ山道を上らされたのは一体何だったのか?
 すぐに甲陽学院があった。高校くらいにしか上がっていないということがショックだった。甲陽学院は日本有数の進学校で、しかも3809の母校。これはネタにして回収するしか。
 また越木岩神社の看板があった。Yさんが異動する時にもらったお菓子がここのもので、どうやらこの辺では有名な神社のようだった。疲れていたのでスルー。
 一目散に県道を降りて、合流した夙川沿いを下った。途中、水面の側の石が段々に敷かれてるところで遅い昼食。家族連れの子供がはしゃいでる横で、おっさん一人がおにぎりを食べていた。高級おにぎりの辛子明太子の塊がボロっと落ちた。チキショー。
 苦楽園口駅に着いたのは14時。帰るには早すぎたので、夙川ひたすら下ることにした。1450には阪神香櫨園駅に到着した。帰るかどうか考えたが、海まで行くことにした。河口が近づくと遠くに高層マンション群が見えた。何だ?河口付近は御前浜公園という公園になっていた。昨日の浜甲子園のように、すぐ沖合いには人工島があり、マリンスポーツを楽しむ人たちと、砂浜で遊ぶたくさんの人たちがいた。右前方には先ほどの高層マンション群があり、おそらく六甲アイランドだと思われた。
 砂浜沿いの遊歩道を歩くと西宮砲台が出てきた。花崗岩製のとても巨大な建造物だった。第二次世界大戦のものかなと思ったら、私の好きな幕末のものだった。
 阪神電車に戻るために北上。するとえべっさん通りになった。そして、西宮神社。福男で有名なところ。一度来てみたかった。せっかくなので中に入ったが、広いと思ったくらいで特になんとも。やっぱり寺社仏閣には興味ないんだよな。
 あとは阪神西宮駅から電車に乗って杭瀬まで帰った。杭瀬からの帰り道はすっかり足が棒になっていた。
 今の私には山登りはキツいことがわかった。筋力と言うよりも、心肺能力が不足しているように思えた。私には平坦な廃線跡の方が良さそう。まあこんな日もあるさ。

2021/04/10(土)「甲子園」

 なんだか久しぶりにどこかに泊まりで出掛けたかったが、どこに行きたいかわからなかった。
 7時半、起床。いつも9時まで寝ていたが、ゴミ出しをしなければいけなかった。自分のゴミではなく、社宅掃除の際に出たゴミ。まとめて捨てると怒られるので、ちょっとずつ出さなければならなかった。これ毎週2回ずつやらなきゃいけない。縛りがキツイ。
 行くとこも決まらず、そのまま昼まで寝た。12時半に目覚めて、とりあえず歩いてマルトクへ。すっかりここのランチメニューにはまってる。カウンターの大将に前の大将はどうしたのか聞いたら、9月に辞めたとのことだった。
 杭瀬駅に行くには国道2号線の歩道橋を渡る必要があった。国道2号線には昔、阪神路面電車が走っていた。今では当時の痕跡は一切残っていない。今日は後でこの国道2号線からのスタートとなる。
 すぐに杭瀬駅に到着。阪神電車で移動。目的地への行き方を調べたら、JRの方が近いことが判明した。何やってんだかorz。
 14時、阪神武庫川駅下車。先週来たばっかりなんだが(苦笑)。そして、先週と同じく武庫川の西側を北上。先週と同じ場所でペットボトルを買いたくなり、先週と同じ自販機で先週と同じものを買ったw。武庫川線の引き込み線の踏切を渡り、堤防を上り、車道を越えて河川敷に出た。
 目の前の視界がパーっと開けた。空は青く、柔らかな春の陽射しが降り注いでいた。よく晴れて絶好の天気だった。最近、どうもいろいろモヤモヤしていたが、自然の前では人間の悩みごとなどは実に小さなものだと思えた。ここは散歩するのに最適かも?
 武庫大橋に突き当たったところが国道2号線で、左に曲がって国道2号線を西に進んだ。すぐに上甲子園の交差点に出た。ここが目的地。路面電車の上甲子園駅跡。今日のターゲットは、阪神甲子園線。ここから浜甲子園への支線が分岐していた。路面電車廃線跡は初めてだった。
 1440、探索スタート。国道2号線に別れを告げ、南下。歩道が一車線以上あり、とても広かった。いかにも路面電車が走っていそうな広さだった。路面電車だからひたすら歩道を歩かされて面白くないだろうと思っていたが、歩道が広くてハイソな感じだったので、全然苦にならなかった。
 15時、阪神甲子園駅を直角にアンダークロスした。いかにも路面電車が走っていそうな感じだった。阪神本線は鉄橋になっていて、鉄骨の隙間から電車の底が見えた。確かネット情報では架線跡があったはずだと、上を見上げたが、何も見つけられなかった。
 アンダークロスの先は駅前広場になっていて、たくさんの人がいた。右前方国道43号線の高架の先には甲子園球場が見えた。国道43号線を潜ろうとしたら、架線を引っかけてた金具があった。
 甲子園球場を右手に見ながら南下すると、左手にららぽーとが現れた。元阪神パークの跡地。阪神パークには子供の頃に行ったことがある。多分、小学校1年か2年くらいだったと思うが、何も覚えていない。片山が甲子園パークといい間違えて大笑いしたのは覚えている。
 ららぽーとを越えると人はまばらになった。メッシュユニを売ってる店があり、店頭にはヤンキー仕様のユニが飾ってあった。前々からどこで売っているのか不思議に思っていた。値段を見ると2万4千円。高え!
 広い歩道のまま終点浜甲子園に到着した。少し道路は広がっていてバス停はあったが、駅の位置はさっぱりわからなかった。目の前に阪神園芸があり、その奥が広い駐車場になっていた。これは甲子園球場の臨時駐車場。多分、この辺りが駅だったのだろう。
 戦時中にはここから西に進路を変えて、中津浜まで延びていた。グーグルマップで調べたが、どこを通っていたのかよくわからなかった。1550、とりあえず行くことにした。ただ、地図もないのに行くのは面白くないと思い直した。ここは海の側のはずだから、海を見ることにした。
 海まではすぐだった。堤防を上るとパーっと視界が開けた。青い空と海。目の前の海の先には埋め立て地があり、ヨットがたくさん浮かんでいた。海を見ることは計画になかっただけにこれは僥倖だった。堤防沿いは遊歩道になっていたので、東へ向かった。大きなカメラを三脚に据えてる人がいた。ここは数少ない干潟だそうで、渡り鳥にとって羽を休める貴重な場所とのこと。
 遊歩道は川に突き当たり、左に曲がるしかなかった。この辺りはものすごい高層マンション群になっていた。武庫川団地だった。来年社宅を追い出されるはずなので、ここのURが候補の一つだった。武庫川団地はどん詰まりで立地が悪いと思っていたが、住むにはとてもいい環境だなと思った。
 17時、武庫川団地前駅阪神武庫川線の終点。乗り潰しで一度来たことがあるが、すぐに折り返しているのであまり印象もなかった。2両編成。単線電化。1時間に4本。結構、お客さんは乗っていた。武庫川団地からはバスか武庫川線しかないもんな。次の駅洲先にはすぐ着いた。その次の東鳴尾もすぐだった。終点武庫川駅もすぐだった。めっさ短い。そりゃ印象にも残らんて。
 武庫川駅には大和西大寺行きの近鉄電車が来た。杭瀬には来ないから、新鮮だった。阪神尼崎駅で乗り換え。ここの乗り換えはYoutubeでも取り上げられているほど特殊で、隣のホームに行くのに車両の中を通っていった。
 杭瀬駅到着。まだ明るかったので、プチ探索。杭瀬駅からは昔、国道2号線路面電車への連絡線が分岐していた。杭瀬駅は西に向かうと左にカーブしているが、連絡線はそこを直進していたようだった。分岐してたと思われるところから廃線跡を探した。すると三角公園があった。凄く怪しい。しかも阪神の境界杭まであった。回り込んで国道2号線側に出ると、いつものすき家のある交差点だった。交差点を右に曲がるとにぎり長次郎があった。ここの駐車場は怪しげに細くて、ネット情報ではここが廃線跡だった。さっき見つけた公園は位置的に間違いだと思われ。
 今日の探索は乗り気じゃなかったのにいつの間にか充実したものになっていた。やはり、行動することにより、なにかしら思うところがある。身体を動かし、心もリフレッシュ。いいことづくめだ。

2021/04/07(水)「掃除機」

 昨日はダスキンさんの日だった。メッセージで「掃除機の電源は入るけど、動きませんでした」と書かれていた。アイリスオーヤマだからなあ。次の掃除の日までになんとかする必要があった。
 今日、帰ってから、動作確認してみた。掃除機は隣の部屋にポツンと置かれていた。この掃除機にはほとんど触ったことがなく、やたら真新しく見えた。その側には説明書が置かれていた。ダスキンさんがあれこれ奮闘したのだろう。説明書の中にレシートが挟んであった。日付は2018年6月。まだ3年か。でも、保証期間は過ぎていた。
 確かに電源が入ったけど、うんともすんとも言わなかった。ゴミが溜まっているのではないかと、中を開けてみると、紙パックは既に新しいものに交換されていた。
 ネットで調べるとバッテリーが弱くなっている可能性があった。バッテリーは6000円。でも、バッテリーが原因じゃなかったら、さらに有償での修理が必要。dショッピングのクーポンが余っていたし、気持ちよく新しいのを買うことにした。
 同じようなもので手頃な値段となると、またしてもアイリスオーヤマになった(苦笑)。12000円。支払いの5500円はクーポン、残りはdポイントで。

2021/04/06(火)「DX」

 新部長の肝いりで、DX化の一環として、1年かけて新しい台帳システムを作った。今日はWeb会議を使って使い方の説明会があった。作ったメンバーがメンバーだけにイヤな予感がしていた。そして予想以上にヤバかった。一言で言えば、要らん入力作業が増えただけで使えなさそう。直感的にわかりづらい。全体の意見を聞いておきながら、それを反映しているようにも思えなかった。形だけの説明会でコンセンサスを得たことにして逃げ切ろうとしているのが見え見え。進め方も仕様も強引すぎ。隣にいた新部長が「こんなんに金出さん」と私に言った。

2021/04/05(月)「引き継ぎ」

 菱沼さんが私の仕事の一部を手伝うと申し込んできた。私を助けるというよりは、仕事がなくなって暇をもて余してるからだろう。
 私はこの人のことが極度に若手だった。とにかく、何を考えているのかわからない。目に見えてるものがまったく違う。なので会話が成り立たない。自己評価が高くて自己チュー。客観性に欠けた偏見に満ちた独自理論を駆使して、他の人の意見に対してはひたすら反論で応じる。自分の感情を満足させるために他の人の感情などおかまいなし。気に入らなかったらキレるし、人を簡単にキレさせる。さらに酷いことに勝手にとんでもないことをやらかす。わからないのに人に聞かず、装置をいじり倒す。そして、なんでも壊れたと報告する。自分がわからないものはすべて壊れたことになるらしい。中には本当に壊したケースもある。こんなんだから、Yさんからは装置を使うことを禁止されていた。
 今日は一日中菱沼さんに装置の使い方を教えた。精神的にへとへとになったので、終わったら速攻帰った。この先、本当に少しでもラクなるのだろうか?

2021/04/04(日)「清掃」

 社宅の清掃があった。毎月掃除はあるが、私は土いじりがダメなので参加していなかった。ただ、自治会の会長になった限りは、先頭に立って引っ張っていかなければならないわけで。
 初っぱなの鍵当番に当たっていたが、掃除の実施要領がよくわからなかった。おまけに、ファイルをプリントアウトするのを忘れてしまい、次の当番の人がわからなかった。なんだか不安だらけだった。
 当番はまず掃除をやるかどうかを判断しなければいけなかった。こんな時に限って、今にも降りだしそうな天気。アメダスで確認したところ、なんとか30分くらいはもちそうに思えた。しかし、外に出てみると、小雨がパラパラ。ダメか?小雨はすぐに止んだけど、危ないことには変わりはなく。天気ばかりは先がわからない。中止の場合は来週に順延だった。また来週予定を空けておくのもなあ。そこに、前会長さんが来た。相談して決行することにした。
 掃除は自分の棟の前の荒れ放題の植え込みに着手した。自転車置場に行く時に植え込みの前を通るのだが、植え込みからは雑草が飛び出しており、いつの間にかズボンにくっつき虫が付く有り様だった。問題の 雑草は雑草というよりも、細い木みたいになっていた。裁ち鋏でチョキンチョキン断裁したが、一部は何ともならなかったので、家からノコギリを持ってきてゴリゴリと切断した。お陰でだいぶマシなレベルになった。市指定のゴミ袋に入らないので、バキバキに折って入れなければいけなかった。袋から枝が突き出ていた。
 次の当番の人は無事見つかり、鍵を渡して引き継ぐことができた。いい人そうでよかった。
 前会長さん、副会長さん、会計さん、同期Mの奥さん、同期Mとその奥さんとも話した。今まで交流がなかった人と交流ができてきている。会長はプレッシャーがあって大変だけど、その分自分にとってプラスにしていけたら。

2021/04/03(土)「武庫川」

 しばらく歩いてなかった。このままだと次の外来も悪い結果になってしまう。何より人生は短い。引きこもって寝ていれば、あっという間に終わるだろう。
 どこか出かけようと思っていた。まだ今年の桜を見ていなかった。もう散り始めていた。ネットで花見スポットを調べた。阪神武庫川駅から武庫川の東側を北上し、西武庫公園に行くことにした。
 13時、珍しく徒歩でのスタート。少し曇り気味の天気だったが、ポカポカしていた。社宅の桜は散りかけで、ちょっと残念な気持ちになった。まずは腹ごしらえ。先週同様、マルトクで海鮮丼とミニうどん。
 阪神杭瀬駅イズミヤに寄り道。最近、ふるさと納税で買った大量の冷や麦が余っていた。めんつゆで食べるのに飽きてしまっていて、大学友人Sからうどんに和えるソースをお勧めされていた。大学友人Sはどこにでもあると言っていたが、マルトクやサンエー、尼崎阪神には置いてなかった。ここのイズミヤは駅に併設されたスーパーの形態で、あまり来ることはなかった。残念ながらここでもソースは見つけられなかった。
 阪神杭瀬駅はかなり久しぶりのような気がした。ホームは相変わらずきつくカーブしており、無理矢理作った感じが凄かった。普通電車は急加速急停車を繰り返した。阪急と比べるとなんと余裕のないことか。阪神尼崎駅で5分待ち、尼崎センタープール前で2分待ち。抜かされ過ぎw。
 武庫川駅で下車。武庫川駅武庫川の上にあった。この駅には小学校の遠足で来たことがあった。その時から川の上にあることを知っていた。その遠足では河川敷でドッジボールをしていて、川には柵も何もなかった。案の定ボールは川に落ち、もうボールは戻らないと思われたが、ボールは向こう岸に流れ着いて回収された。子供の頃の向こう岸はずいぶん遠くに見えたが、今は近くに思えた。
 武庫川の東側を北上するつもりたったが、期待の桜は点在しているに過ぎなかった。そこで予定を変えて、武庫川駅に並行する連絡道を渡り、西側に出た。南側には武庫川沿いを南に向かう阪神武庫川線のホームがあった。北側は引き込み線になって、車両が停まっていた。線路はそのまま武庫川の北側に延びていた。昔はそのまま北に延びていて国鉄と合流していたが、国鉄甲子園口ー阪神武庫川間は1970年11月に廃止となった。ここを歩こうと思ったのはYoutubeで見たことがきっかけだった。
 武庫川駅の北側はしばらく線路が延びており、2箇所踏切になっていた。両方とも線路に入らないように柵で封鎖されていた。武庫川の堤防の上は狭い車道で車に気をつけながら慎重に歩いた。しばらく行くと旧国道に突き当たった。そこで線路は途切れていて、その先にアンダーパスが見えた。
 アンダーパスの先は路盤上にきれいに一戸建てが並んでいた。堤防の上の車道を歩くのを止めて、住宅街を歩いた。ひたすら住宅街だった。かなり長いこと住宅が続いた。何の面白味もなかった。
 やがて国道2号線に突き当たった。ここにはアンダーパスはなかった。ここより先は住宅街は途切れて、細長い空き地になっていたが、歩くことはできなかった。堤防の上の車道は危なそうだったので、河川敷を歩いた。JRの鉄橋が見えてきたので堤防に上がると、堤防のちょっと下が桜並木の遊歩道になっていた。散りかけではあったが、風が吹く度にパアッと桜吹雪となった。これはこれでいいものだと思った。ここは桜の名所なのか歩いてる人やビニルシートを敷いて花見をしている人がたくさんいた。路盤がよくわからなかったが、どうでもよくなってた。
 JRの鉄橋の前で進路を西に変えると、すぐにJR甲子園口駅だった。JR甲子園口駅の築堤には怪しげなスペースがあり、そのまま自転車置場の2階となっていた。そこで折り返して、改めて逆にたどると、築堤が南にカーブし、その上には大きなマンションが建っていた。これで廃線探索は終了した。
 さて、まだ15時だった。再び河川敷に戻って北上した。山手幹線に突き当たったので、橋を渡り、今度は最初の予定であった東側に移動した。河川敷を歩くと、野球のグラウンドがあり、少年野球をやっていた。阪急の線路を越えても野球をやっていて、グラウンドは5つくらいあった。それらすべてで少年野球をしていて、野球人気は落ちてると思っていたが、そうでもないのかな?野球の次はサッカーが2面。
 堤防に上り、降りると目的地の西武庫公園だった。とてもたくさんのキッズがはしゃいでいた。昨年の小田南公園と似ていると思った。桜は思ったほどではなかったが、桜吹雪となっていた。
 目的地に着くとどっと疲れが出てきた。適当にバスでも乗って帰るかと思ったら、目の前で逝ってしまい、30分待ち。仕方ないので阪急の武庫之荘駅までトボトボ歩いた。途中でマルハチ武庫之荘店を発見。やっとうどんソースを見つけた。10袋くらい買いだめしておいた。
 阪急武庫之荘駅を通過することは山ほどあったが、乗るのは初めて。隣の塚口駅で降りて、30分に1本の阪神バスにうまく乗れた。そのまま家の近くまで。18時に帰宅。久しぶりに歩いたから身体のあちこちが痛かった。今日歩いた距離は6kmくらいだった。
 武庫川は見晴らしがよくて、気持ちが晴れやかになった。犬も歩けば棒に当たるではないが、何かしら行動して何かしら感じることが精神衛生上大事だと思う。スタートは出遅れたが、いい一日だった。