新入社員の女性の歓迎会だった。私は出席の返事をしたものの、その後に課長に反旗を翻したので行きたくなかった。ただ女性を歓迎したかったし、これから仕事で組む後輩が幹事だったから顔を立てようかと思った。すると、後輩が「行きたくないなあ」と言うので「お前が行くから行くんやぞ」と言ったりしていた。
飲み会は、席が真ん中に座ってしまい右側か左側かどっち付かずな上に、前には顔も見たくない課長がいるという最悪のシチュエーションだった。ネタをふられるわけでもなく、こちらから何か言うわけでもなく、黙って会話を聞いていた。まあ普通でも社会性がないところに、まして最初からしゃべりたくない状況なら推して知るべし。ただ苦痛なだけの罰ゲームのような時間が流れた。
お開きになってから、他の人たちが二次会を模索してるのか何かの間でさっさと帰った。今さら職場の飲み会なんて時代遅れ。令和は個人がプライベートを大切にする時代なんだよ。
