びーの独り言

どこいくの?どっか。

2022/10/29(土)「富士宮」

 起床は7時。今週はもうどこに行こうかも思いつかなかった。家にいても何もしないのは死んでるのと同じ(そんなことはない)。身体を使って何かを経験しないと意味がない(そんなことはない)。レベルを落とすといくつか候補があった。天気がいいので富士山に行くことにした。850、出発。
 東関東道に乗ってすぐにイヤな腹痛に襲われた。渋滞前に対処しておきたかった。920、市川PA。ここに入るのは初めて。市川のどこにパーキングなんてあるんだよと思ったら、高架下だった。なるほど。これは有効な土地活用。目的の方は難産で30分以上のロス。955、出発。
 ナビをセットし忘れたので1010、辰巳PA。ここは何度か来たことがあった。無理矢理作ったパーキング。本線への助走区間が短い!
 ナビがアホで分岐で無言。お陰で銀座から有楽町に迷い混んだ。いつもの景色を違った角度から見ることになった。東京のど真ん中に高速が通ってるのが不思議だった。
 東名はヤな感じで渋滞していた。毎回、一番渋滞してる道を選んでるのかもと思えてくる。渋滞にも慣れてきた。CDを聴く時間と割り切っている。よく見ると、出口になると左車線が空く。バスやトラックが抜けていく。うまく利用したいところ。
 12時半、中井PA。トイレ休憩。新東名に入って、120km/h区間。これまでのイライラを吹き飛ばすように140km/hでぶっ飛ばした。それでも余裕で抜いてく車は何なの?名古屋ナンバーが多かった。新富士IC下車。目的の富士山は上の方に雲がかかっていて見えなかったorz。
 富士宮やきそばを狙った。富士宮やきそばB級グルメグランプリ第一回のグランプリである。特徴は鰹節の粉がかかっていること。静岡おでんにも鰹節の粉がかかっていて、魔法の粉と呼ばれている。
 車から商店街が見えた。富士宮駅前を経由して、1410、コインパーキング。車を降りた瞬間にソースの匂いが漂ってきた。近くに凄く小さな店があった。中を覗くと満員だった。とりあえず、商店街へ行った。ちょっと駅から外れたところにあった。変な場所にあるように思えた。商店街は昭和の雰囲気だった。意外とやきそばはやってなかった。一軒だけお好み焼き屋があったが、休業していた。仕方ないので、さっきの店に戻った。
 1420、「虹屋ミミ」。おばあさんが出てきて、老舗かぽかった。でも、なんで店はこんなにも小さいのだろう?壁には賞状が貼ってあった。第一回富士宮やきそば鉄人グランプリで鉄人らしい。なんか凄いぞ。鉄人が1人なのか知らんけど。やきそばには鰹節の粉がかかっていて、ソースに鰹節が混ざった明らかにいい匂いだった。今まで何回か富士宮やきそばを食べたけど、一番うまかった。さすが鉄人!ソースはおたふくソースみたいに甘かった。イカと肉がいいアクセントになっていた。世の中のやきそばには鰹節の粉をかければいいのにと思った。ここまでの疲れが吹き飛んだ。1450、出発。
 1455、富士山本宮浅間大社浅間神社の総本社。富士山を御神体とする。あまり興味はなかったが、富士宮に来たからには一応押さえておこうと。因みに、昔、出張の時に連れてきてもらったことがあり、鳥居の前で降りたことは覚えているが、お参りしたかは不明。ブログの中を探したけど、何も記載してなかった。お参りはあっさりしたものだった。本殿は、やたらと朱色が映えて、塗られたばかりのようだった。神社って特に書くことがないんだよな。1515、出発。
 1545、大石寺日蓮正宗の総本山。因みに創価学会は信徒団体の一つだったが、1991年に大石寺から破門されている。創価学会の元締めはどんなところだろうか?
 三門は真新しくエンジに近い色で立派だった。三門前の広場は広々としていてきれいに整備されていたが、まったく人気がなかった。なんでこんなに立派なのだろう(愚問)。先に進むと石畳の道の両側に塔頭寺院が並んでいた。ここもまたきれいに整備されていた。
 その先には大きな真新しい御影堂があった。中に入ると、静寂の中で一人のおばさんが正座して両手を合わせていた。内陣の厨子は閉まっていた。その時、スマホのナビが反応して「100m先、右方向です」と言った。逃げた。
 折り返しは行きとは違う道を通った。大きな真新しい客殿があった。事前情報では東大寺大仏殿よりも大きな建物があるらしかったが、客殿はそこまでではなかった。途中で境内図があった。御影堂の奥に巨大な奉安堂があった。見逃した。でも、戻る気は起こらなかった。1620、出発。すると車からとても大きな建物が見えてきた。奉安堂だと思われた。これで充分。
 16時半、白糸の滝駐車場。先週の軽井沢と同じ名前の滝。でも、白糸の滝の本家はこちら。軽井沢で満足していたので、あまり期待してなかった。駐車場は500円。軽井沢は無料だったのに。しかも滝に近い方に300円が。気分悪いわ。ここに来る人はみんなそう思うんとちゃう?
 音止の滝。とても水量が豊かな瀑布。滝は下にあったけど、飛沫が飛んで来た。
 白糸の滝。岩から水が滲み出ていて幅が広いのは軽井沢と似ていたが、規模が違いすぎた。こっちは縦20m、横幅がなんと150m。水の流れは軽井沢のように繊細ではなく、力強かった。
 1705、出発。富士山の西側を北上した。1715、あさぎり温泉風の湯。規模は中くらい。ほぼ満員。子供がたくさんいてにぎやかだった。温泉ぽさはまったくなかった。湯煙でぼんやりした浴室を見てると、まるで活気のあった頃の銭湯みたいだった。
 マンガコーナーがあり、「タナトス」8巻を全巻読破した。旅行中に何やってんだw。原案は竹原慎二ヤングサンデーに連載してた頃はあまり面白くないと思っていたが、まとめて読むと面白かった。「はじめの一歩」に技術論が乗っかってるようだった。打ち切りっぽい終わり方が残念。1940、出発。
 2005、道の駅朝霧高原。さすが有名観光地だけあってたくさんの車が停まっていた。車の中でブログを打った。寒さ対策として、足元は二重靴下とレギンス、首から上は、スヌード、ニットの耳当てと帽子を用意した。着替えるのが面倒だったが、震えるよりマシ。さて、どうなることやら。
 今日は富士宮やきそばがすべてだった。