びーの独り言

どこいくの?どっか。

2017/08/01(火)「実家」

 今週実家に帰らなければいけなかったので、そのことを考えては憂鬱になっていた。一刻も早く片付けたかった。電話すると父親が出た。車で駅に迎えに来ると言う。断ったが、強引に押しきられた。
 駅で待っていると車に乗った父親が現れた。見た目もしゃべりも相変わらずだった。弟にはまだ話をしていないと言われた。やはりそんなところかと思った。子供の頃に過ごした町並みは思ったよりも道が狭かった。自分で走るのはイヤだと思った。
 実家に帰るのは10年ぶりだった。母親は2年前の手術の時と比べて痩せてだいぶ年をとった気がした。今まで口うるさくてうっとうしかったのに静かになっていた。そっちの方がよかった。
 話し合いは、余計なことは言わず要点をわかりやすく説明し、丁寧に受け答えするようにした。例の如く訳のわからないこや自信満々に間違ったことも言われたが、そこは忍耐強く受け流した。結局弟にどうやって説明するかがネックのようだった。父親が弟に話すことになったが、大丈夫か?それから次回の診察の時に親についてきてもらうことにした。直接先生に聞いた方が早い。
 滞在は1時間だった。自分の病気うんぬんよりもくたびれた両親を見て悲しくなった。でも、どうしようもない。なるようにしかならないだろう。とりあえずやることはやった。次はよくわからんが、しばらくは安心して遊べるだろう。