- 作者: 保谷徹
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 単行本
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海浜幕張の蔦谷書店で買った。戊辰戦争関係の本って結構多いことに気づいたり。著者は東大の資料編纂所の教授。
戊辰戦争の際の武器、徴兵、予算などに注目している。内容が渋すぎて、少し読みにくかった。私の注目している庄内藩が詳しく書かれていて嬉しかった。庄内藩が強かったのは本間家からお金を借りて、最新の装備を手に入れてたから。なぜ最新の装備を持ってたのかはよくわからない。薩摩藩や長州藩のように実戦経験があったわけではないのに。最新の装備を持っていた庄内藩が特に整備が遅れていた秋田藩を叩くのはたやすかっただろう。Tさんが言ってたことが思い出された。「イスラエルは人口は少ないけど、最新の兵器でパレスチナを抑えている」。最新の兵器を手に入れることが戦争に勝つ近道だとすると、うちの研究所はいつまで経っても勝てるはずがない。