びーの独り言

どこいくの?どっか。

2015/01/13(火)「尖閣6」

 急に仕事がつまんなくなった。またいつもの癖か?これはよくない状態だ。
 一体何のためにこんなとこまで来てるのだろう?あまりにも保守的すぎる。チャレンジをしない方が得だから?主体的にやりたくないのなら、当事者どうしで永遠に駆け引きやっとけ。出張者の出る幕は全然ないわ。
 今日は独りでマッサージに行った。やり手そうなおっさんが出てきた。今日に限ってはおっさんでもいいと思った。いつものように顔のとこに穴が空いたベッドにうつぶせで寝た。レモンのような柑橘系の匂いが心地よかった。おっさんが腰や背中を揉み始めた。意外とソフトタッチだった。さすがおっさんうまいなあと思った。首に移動した瞬間、とんでもない激痛が走った。こころの中でギャーと叫んだ。それは一瞬で終わらずずっと続いた。不思議なことに簡単に痛いと言ってなるものかと意地を張るもので。これは身体に効いてるからとか、今までの不摂生がたたったのだとか、試練なんだとか、あらゆる思考を使ってとにかく我慢した。もうね、脊椎がボキッと折れたり、延髄がプチっと逝ったり、どこか事故るんじゃないかと。日本人のことが嫌いで殺しにかかってるんじゃないだろうか、死ぬときはこれ以上痛いのだろうかまで考えた。ベッドの足をギュッと握りしめ、思い切り目をつむって涙に昇華し、呼吸はもはやリズムを失い一呼吸毎にタイミングを計る始末。やたらと時間が長く感じられた。終わったときは、終わったという実感すら感じられなかった。店を出てすぐ、今までがウソみたいに身体が軽いことに気づいた。いつの間にか相当重い荷物を背負ってたのかもしれない。
 美味しいbar&grilleに行った。独りで行くのは初めて。自分へのご褒美。ここではまったく尖閣を感じない。やっぱりここいいなあ。