西北のネカフェにいて、別にここが西宮とかどうでもよく、単にネカフェにいる、ただそれだけだった。若干疲れを引きずりながら、観光するつもりもやっぱめんどくさくなり、いつもの帰ろうみたいな。部屋に着いたのはまだ14時。帰ったところでやることはなかった。
一個人事業主としての自分を考えていた。クライアントはHでありTである。こいつらの満足いく成果を提供するってなんだろう？滋賀の経験から導きだされるのは、結局虐げられるだけなのだ。人事なんて好き嫌いだけだ。
でも、40過ぎてから、気力や体力の衰えを感じている。あるかもしれないと思っていた将来性が、いよいよ本当に消えかかっている。こんなに平均台の上を歩いているような毎日になるとは思わなかった。もし、会社が辛いからと辞めたところで、結局今と同じかそれ以下になるだけじゃないか？周りがどうのこうのじゃなく、自分の考え方を改める、つまり諦めることが一番の近道に思えてきた。
｢鬼丸｣。独りで飲んでも仕方がないが、休みだからって感じ。それなのに、つまらん奴がいて楽しさ半減。シマを変えた方がいいな。
