- 作者: 小野田滋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/05/21
- メディア: 新書
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鉄分補給に購入。旅行の最初の方で読んだ。
著者は鉄道建築物のプロである。この本では、鉄道黎明期の駅舎、橋梁、高架、トンネルを紹介している。使われてる技術の解説や歴史的経緯が記載されており、「えっ、あれってそうだったの」という新鮮な驚きがあった。例えば、JR御茶ノ水駅がモダニズムの走りだったとか、ただの廃線跡だと思っていた晴海橋梁が日本の鉄道橋梁で初めての技術を使っているとか。すべての建築物にはそうなった理由があるんだな。
2日で読んだ。鉄道本では珍しく2回読んだ。専門用語が出てきてややこしかったので、強くもう一度読みたいと思った。こういう本を待っていた。素晴らしい。