顧問への報告だった。出番を待つ間、ネガティブデータなので震えてたが、戦争のように命まで取られるわけではないと思い直した。それに今月末にはもっとヤバイことを言わなければならない。実際の報告は5分であっさり終了した。報告が終わりホッとしてたら、しばらくして突然Y本部長が席までやってきた。こんなことは初めてだった。｢面白いからもっとやってみたら？｣。死んだ。ドン底に叩き落とされた気分だった。もう終わらそうとしてるのに、ここで期待の言葉か？確かに研究所を見渡せば、他にネタがないのはわかるが、これはあまりにも辛すぎる。Hさんに話したら｢本部長直々の指示やからな。俺は聞こえんかった。お前の結論は変わらへんのやろ？｣。超むかついた。なんやねんそれは？ついに本性を現したな。もうこいつの言うことは二度と聞かへん！それにしても、展開がクソすぎる。できることを粛々とやるしかないが、あまりにもぐじゃぐじゃやないか。
久々にやっさんを誘った。話を聞いて欲しくて仕方がなかった。やっさんの仕事が終わるのを待つ間、初めて｢コメダ珈琲店｣に入った。なぜか凄く居心地がよかった。これは意表をつかれたわ。22時やっさんと｢万福｣。本音をぶつけられる人がいて、ほんとによかったと思った。やっさんと話してて、私は確信した。私が思ってることで間違いはない。私が信じた道を行こう。
