子会社からの紹介で聞いたことのない調査本の会社に行った。あんまり期待してなかった。結局はオープンな情報の集まりじゃないかと。私がいつも展示会を歩いている理由は、表に出てこないところにネタがあると思っていたからだ。が、私の独りよがりな慢心はいい意味で打ち砕かれた。次々と聞いたことのない情報が出てきた。1時間半ずっとノートにメモを取り続けた。情報を扱うというのはこういうことなのか。長年関係を築き、足しげく何度も通ってインタビューをする。情報収集は歩くことだと言う。絶対に勝てっこないと思った。こういう調査って結局は自分で調べなきゃいけないって思っていたけど、そんなんじゃいくら時間があっても足りない。これからは、情報を探すより、情報が集まる人を探さなきゃ。
