びーの独り言

どこいくの?どっか。

2006/01/04(水)「始動」

 休み明けなど微塵も感じさせることなく戦いは続いていた。束の間の休息は山のようなサンプルをプレゼントしてくれて、しばらくは脳が刺激される毎日が続きそうなことを予感させる。年末は散々2台のマシンの世話をしていたが、その間に対外的な仕事が置き去りになっていた。みんなの注目がマシンに集まっている中で対外的な仕事に手をつけるのはなんだか気乗りしないことだった。なぜなら、他の職場の人たちにとって目の前にいる私が100%であり、それ以外の仕事、すなわち対外的な仕事をこなしている私の姿は遊んでいるのと変わらないのである。ただ現場に立って事の成り行きを見守っているだけでも社内的には必要なことだった。そして、アレを測ってくれとか言われて、ばたばたとダッシュしている自分がいた。全くの無駄だとは思わないまでも、これが本意ではないことは、今までの文面からも滲み出ている思う。ここは古きよき日本の会社の文化を継承するそういうところなのである。そして今日遂に休み明けの間隙を突いて2ヶ月前の案件に手をつけてみた−仕様書作成。単にそろそろ火がつきそうだったからのことで、逆にここまでほっといてよく大丈夫だったよなって思うくらい。仕様書作成はもっとも高級な仕事。対外的公式文書、一字一句の間違いがとんでもない火種になることさえありうる。正確に書くことはもちろんのこと、内容を完全に理解し少しでも自分のところが有利になるようにしなければならない。修行中の私に課せられた最後の関門。これがこなせるようになって一人前。既に1回書いてはいるが、あのときは優しいお客さんだった。今回は超モメモメの相手、手こずるのはお約束っぽく。ねえ、2年置きに書式を変えないで。まるで何かを試されているかの如し。各種証明の山。高い山ほど登ったとき気持ちいいもんだ。そこから見える世界に少し期待している。