- 作者: ピーター・M.センゲ,Peter M. Senge,守部信之
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1995/06/01
- メディア: 単行本
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著者が唱える「ラーニング・オーガニゼーション」が気になっていたので購入。「リエンジニアリング」「コア・コンピタンス」とともに三大経営コンセプトとして紹介されてたらしい。単語からおおよそ想像できると思うが、そのままの内容であった。メインの内容は「組織がビジョンに向かって、個人の持つ力以上のものを発揮させるためにはどうしたらよいか」。要するに、我々がスポーツの団体競技を通じて暗黙的に知っていることを分析しているのである。著者は学習する組織に必須である5つの法則を挙げている。
1、システム思考・・・最も重要!全体最適を目指しなさい。
2、自己マスタリー・・・進んで勉強しなさい。死ぬまで勉強!
3、メンタルモデルの克服・・・先入観や心の障壁を破りなさい。
4、共有ビジョンの構築・・・メンバーのベクトルをあわせましょう。
5、チーム学習・・・メンバーで良く対話して、みんなでお勉強しましょう。
ラグビーのように「One For All,All For One」でいければいい、なんてことは今までもずっと考えていた。でもね、自分が社長だったらいいけど、ペーがそのままやっちゃったら確実に村八分かトラブルメーカー。自分の中で消化して、現実に適応させることが必要です。ただ、是非これ読んで欲しいと思う人が何人か思い浮かんだりw。