びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/06/26(日)「佐倉」

 起きたら7時だった。昨晩TVを見てたら、茂原のあじさいが紹介されていた。何年か前に鎌倉で見たあじさいが印象に残っていた。近くにないかと調べるとたくさん出てきて、逆に迷う感じになった。
 その中に昨日通過した佐倉があった。佐倉城址公園あじさいがあり、側に国立歴史民俗博物館があった。納得の一手だった。
 佐倉には昔やすをが住んでいて、何度も訪れたことはあるが、すべて車だった。観光するところがあることに気づいたのは城に興味を持ってからだった。
 8時半すぎに出発。10時には佐倉駅に着いた。まず観光案内所に行って作戦を立てた。まずは歩いて武家屋敷に行くことにした。
 武家屋敷は3軒並んでいて、それぞれ上級武士、中級武士、下級武士の屋敷になっていた。ボランティアガイドのおじいさんがいたので説明してもらった。今までいろんな武家屋敷に行ったけど、ガイドさんがいたのは初めて。ガイドさんは建物の特徴のみならずいろいろなことについて教えてくれた。全国的に見てもこれはかなり力が入っているのではないだろうか?とても素晴らしかった。
 昼食は観光案内所とガイドさんに勧められた「房州屋」のぶっかけそば。ボリュームがすごかった。
 国立歴史民俗博物館の方に歩いていると、分館のがあった。「くらしの植物苑」には野外にいろんな樹木が植えられていてとても興味深かった。樹木はその特性に合わせて、食料、燃料、道具などに用いられてきたと書かれていた。木について勉強してみるのも面白いかもしれない。
 佐倉城址公園は鮮やかな緑で包まれていた。私は新緑が大好きだ。天気もよく最高の散策日和だった。佐倉藩は江戸の東を防御するために譜代で固められ、しょっちゅう殿様が変わった。老中を9人輩出したのは藩の中では最多である。幕末の堀田正睦(まさよし)が一番有名である。佐倉城は水で囲まれた半島に建てられ、石垣がないのが特徴で、空堀がよく残っていた。
 国立歴史民俗博物館はどういう展示になってるのかよくわからなかったが、中に入ると歴史の流れと庶民の生活がよく表現されていてとても面白かった。説明が微妙に難しく、よく考えてるうちにオーバーフローし、立ったまま寝そうになった。たくさん歩いたので疲れていたのかもしれない。2時間かけて全6フロアのうちの1フロアしか回れなかった。またリベンジに来なければいけないなあ。
 1635のバスで佐倉駅に戻った。新検見川駅の「王将」で餃子定食を食べた。
 佐倉はとてもよかった。歩いてたらあちこちに説明書きがあり、町をあげて観光に力を入れてるのがよくわかった。因みにあじさいは疲れてたのでパスでw。