今日の遠洋漁業も相変わらずgdgdだった。午前中に急遽やれと言われたことが2つあり、その両方とも午後にもう一度やらされた。まとめてやれば一回で済むのに二回やらされる。段取りが全てなのに全然できてない。今日で最終日。年末に怒っておいたので、おそらくこれが最後になるだろう。頼まれても本業を理由に断るつもりだ。非建設的な不毛極まりない作業ともこれでおさらば、貴重な時間を無駄使いしてしまった。
今の遠洋漁業の状況をまとめておく。船は紛争地域に迷いこみ拿捕されて、乗組員は拘留された。人質を返して欲しければ、ノウハウをよこせと要求されている。幸いなことに、穴の開きまくった船に元からノウハウなどない。今やらされてる作業は信者がおこなう科学的根拠のない儀式であり、そこから導き出されたように見える結果は信者の妄想にすぎないのだから。ノウハウが流出する心配はないが、これでは現実の問題も解決しない。したがって、拘留は長引きそうである。そして体力がなくなって死んでしまうか、船ごと沖縄の海に沈没してしまうか?
人生とは荒海を漂う一艘の船のようなものである。大きな流れの中では個人のできることはほとんどない。これから先のことは誰にもわからない。どこに進んでいっても、最後に行き着く先は死んでしまうという現実だ。不安に目を向けないためには、ただ祈るしかない。そういう意味では誰もが信者である。どんな絶望的な状況であれ、心の持ちようである。明日船が沈もうと関係ないのである。
やっさんを誘って、以前から狙っていた居酒屋「菊水」に行った。少しルートから離れているので今まで気づかなかった。びっくりするほど素晴らしい居酒屋だった。店内は長いテーブルが2つ。昭和の香りがしたが、清潔感も保たれていた。あちこちでスーツのおっちゃんが独りでちびちびやってた。本当に酒が好きそうな人ばかり。メニューはどれもレベルの違うおいしさ。しかもどれも酒が進んだ。きめ細やかな心遣いも素晴らしい。最後にはタオルをもらった。こんないい店があったなんて!そのまま豊洲のネカフェへ。