びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/05/02(水)年休「旅行4」

 今日は名古屋市営地下鉄乗り潰しだった。地下鉄の乗り潰しなんて車窓派の私にはほとんど意味がない。日没ルールも関係ないので朝はゆっくり寝た。
 久屋大通―徳重―中村区役所―丸の内―上小田井―伏見―名古屋―高畑―藤が丘―八草―藤が丘―本山―大曽根―竜泉寺口・・・小幡緑地大曽根―金山―名古屋港―金山―八事日赤―本山―名古屋―岐阜。
 平日の地下鉄フリーきっぷは740円だった。桜通線は徳重から中村区役所を結んでいるが、特筆すべきことはなく。鶴舞線は昔出張で伏見から赤池まで乗ったことがあり、今回伏見と上小田井の間を乗った。完全に忘れていたが、上小田井名鉄と連絡しており、もしかすると昨年のGWに乗ったかもしれない。
 名古屋に戻り昨日行った新幹線地下街にある「備長」に行った。ここはひつまぶしで有名らしく、昨日も行列ができていた。メニューを見て驚いた。「ひつまぶし3000円」、高いとは聞いてたが、高すぎだろ。未練を残さないように「上ひつまぶし4000円」を逝ってみたw。ひつまぶしはおひつに三杯分が入っていた。一杯目はそのまま食べ、二杯目はネギとわさびで食べ、三杯目はだしいりのお茶でお茶漬けにする。一杯目はうなぎの皮が硬くて香ばしかった。二杯目はわさびがさっぱりしてたけど、この食べ方は好きじゃないと思った。三杯目、先にうなぎの味があるところに、あとからだしいりのお茶が洗い流した。鼻から脳天に突き抜けるような感覚。一口で二つの味。うまいんだけど、うまいとは別の何か。動きたくないのに無理矢理動かされている感じ。新感覚か違和感か。いずれにせよこの値段だったら普通の鰻重で充分。
 東山線は上社から地上へ。終点藤が丘からは愛環線の八草までリニモが延びていた。リニモ愛地球博で作られた路線。愛地球博が終わってからは採算性が疑問視されている。地下鉄の藤が丘駅は高架であり、リニモは地下にあったのがおかしく。リニモは新しい線にありがちなホームドアでがちがち。ゆりかもめみたいな。レールがなく、代わりに平たい3本の出っ張りレールのように延びていた。リニアを採用しているので3本の出っ張りは磁石と関係があるのだろう。砂かぶり席に陣取った。自動運転なので運転席はなく見晴らしがよかった。やがてリニモはゆるゆると動き始めた。完全に宙に浮いてるので振動が少ないと聞いていたが、驚くようなレベルではなかった。軌道を見てると、どうして脱線せずに走れるのかが不思議になった。それにどうしてリニアを採用したのだろうか?軌道はやがて地上に出てさらに高架になった。景色は町から緑の映える山へと変わった。観覧車が見えるとそこが万博跡であることがわかった。山の中にオーバースペックのリニアが走っている。そのコントラストがおかしかった。
 大曽根駅からはガイドウェイバスが出ていた。バスなのだが、鉄道に分類されるらしい。大曽根からはバス専用の高架が延びていた。高架上にはバスの幅と同じ2本のレール。バスのタイヤは地面に設置しているが、バスの側面から別の車輪が出てレールに接していた。驚いたことにバスが走り出すと運転手はハンドルを操作していなかった。バスのためだけに立派な高架を作ったことに驚いた。オーバースペックだろ。高架の終点は小幡緑地。高架はその先で地面に降り、レールは途切れて、バスは一般道を走っていった。
 散々悩んで喫茶店「マウンテン」に逝った。甘口スパが有名。こういう系は根本的にダメ。でも、人生のうちのたった一食、せっかくだから自分の限界を打ち破るためにもチャレンジした。スタンダードなところで抹茶小倉スパを注文。抹茶の練り込まれた麺が湯気を上げ、生クリーム、あんこのトッピング。見た目だけでグロテスク。一口食べると、抹茶の香りとクリームの甘さが意外に悪くなかった。その後はだんだんと気持ち悪くなってきた。クリームの甘さと油の組み合わせが最悪。うまいとか不味いを超えた何か。本能が危険を感じていた。この試練を耐えれるだけの力は持ち合わせていなかった。半分逝かないうちに手が止まった。単独登山に失敗して遭難、マウンテンブログの本日の遭難者にカウントされるだろう。
 口直しにまた名古屋駅新幹線地下街に行った。この地下街にはほとんどの名古屋名物が揃っている。くいだおれ第7弾として「よしだきしめん」を食べた。鰹だしがしっかり効いていてとても美味しかった。これは使える。
 岐阜の「東横イン」。洗濯をしながら、缶ビールを飲んだ。