びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/12/03(水)「代償」

 ここ1ヶ月程度、出張続きだったせいもあり、仕事が山積みになっていた。滋賀の後遺症のため残業をひたすら忌み嫌っていたのだが、自分的には必要だと思う仕事ばかりになってきた。私を管理職にする会社が悪い、と思わなくもないが、多少の仕事の増減はあるし、連帯責任の手前、他の人に迷惑をかけたくないというのもあった。しばらくは残業対応するしかないなと覚悟。偶然にも打ち合わせ中にKプロから、私に仕事が集中しており、人を要求しているとの言葉はあったが、当面のしのぎについては何もなかった。いまさらなんとも思わなかった。
 雑用の類で容赦なく時間は奪われていった。自分以外に手を動かす人はいないのに、手を動かせないまま時間だけが過ぎていく。だんだんと滋賀の状況が再現されていくようだ。ひたすらいろんなところから話が来るだけで、誰も手を動かしてくれない。何を言われてもなんとも思わない。褒められても、笑いかけられても、なんとも思わない。何を言われても現実で起きてることだけが全てだ。
 少し離れたとこから冷静に見つめてる自分がいた。仕事なんてたいしたことないんだよと思えると冷静で建設的になった。定時になって隣のコンビニにおにぎりを買いにいくと、滋賀時代を思い出した。資料をまとめていると集中してとても楽しかった。数日のいろんなことはこのとき限りは忘れていたようだ。21時まで。
 会社関連の付き合いを清算し、その他も縮小し、人に流されることなく自分の時間を捻出しようとしてきたのだが、一度切った関係というのは容易に戻らないような気がして、ここ数年が全てウソのような気分になった。いまさら何を言ってるのか。自分のアホさ加減にとことん愛想が尽きた。昨晩、混乱した頭のままほとんど細い糸をたどるように、大学友人HとRに連絡した。今日の夕方に返事がやってきて妙にホッとした。
 機転は効かないし、度胸もないし、信念もないし、なんにもない。すぐ熱くなって周りが見えなくなって冷静じゃなくなる。人が集まれば独りになりたくなるし、人がいないと人恋しくなる。へたくそな運転の車みたいにどこに行くのか迷ってばかり。周りの暖かい目に気づかず、我慢が効かず、自分勝手わがままに過ごし、感謝を伝えることなく、不平不満ばかりが口をつく。自分でも面倒な奴だって思う。ずっとそうだ。
 脳ミソの中の低気圧が早く過ぎ去ってほしい。