びーの独り言

どこいくの?どっか。

ここが出る!!気象予報士完全合格教本

ここが出る!!気象予報士完全合格教本 (SHINSEI LICENSE MANUAL)

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 資格を狙っていても、役に立つかどうか微妙なのが多い。理系だからなるべく専門に関連するものからと思っているが、勉強してるとやっぱどこかで仕事のことを連想させるとこもあり、楽しさが少し損なわれてたりする。気象予報士は資格ができたときからずっと気になる存在だった。天気から仕事を連想することはないし、生活と密着していて万人受けしそう。こんだけ科学技術が発達した世の中でも天気だけは制御しきれない。明日晴れるかどうか、人が人でいるかぎり永遠の関心事。
 気象予報士は超難関と言われる。学科(一般、専門)、実技を7割正答しなければいけない。試験は年に2回、1月と8月。8月はいろいろあるが、1月ならスケジュール的にいけそうかと思ったわけで。
 買ったのは今年の最初の方。三省堂に積まれていた。「電気の本」の新星社だから信頼。読み始めたのは環境計量講習の後から。3週間で読破したことになる。
 この本は教科書的であり、問題はあまり掲載されていない。姉妹書で問題集が別にあるみたいだ。カラーが豊富で、重要なとこには下線が引っ張ってある。デザインは優れている。ただし、本文はわかりにくく、昔のゲームみたいにすぐ手詰まりになる。そのたびにグーグルで調べたので、逆に学習効果があったかも。章の最後にちょびっと問題が出ている。過去問からのセレクトのようだが、本文読んでても解けない。問題もテキストの一部みたいになっているようだ。きちんと過去問を解いてみないと、とてもこの本一冊では対処しきれないことは確かだ。この本は概要を掴むくらいの意味しかなく、もっといろんな角度から勉強を積み重ねる必要があるだろう。
 決して手が届かないような内容には思えなかった。ちゃんとやればなんとかなるレベルだ。今まで天気予報を見るたびに、どうやってるんだろう、って思ってたことが、種明かしされていくようだった。やってて楽しかった。