- 作者: 大倉乾吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/03/12
- メディア: 文庫
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これも旅行中に軽い本をということで買った。私は廃線が好きである。この著者のことは全く知らなかったが、巻頭にあるカラーページの写真が綺麗だったので、少し魅かれてしまった。行ったばかりのタウシュベツ川橋梁や正月に行った豊後森機関庫が出ていた。内容は特に目新しいもんじゃなかった。ネットで知ってる話も多かった。冒頭でこれは個人の所感みたいなことが書かれており、実際偏ってるなあと思った。よく調べられてる部分と全然調べてない部分に分かれていた。それから文体が無理矢理大阪弁に崩されたりしてて好きになれなかった。写真はプロの仕事だと思えるだけに惜しかった。