びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/08/29(金)年休「旅行⑧」

 すすきの−札幌−登別−東室蘭長万部−函館−札幌。
 朝、札幌の始発に乗ろうとしたら、地下鉄の始発がギリだったので、歩くことにしたら、迷ってしまって、なんとかすすきの駅にたどりついた。早朝のすすきのは不気味だった。
 今回の旅行の目的は北海道完乗だった。残すは東室蘭−室蘭だけ。今日の予定では、海線を通り、室蘭に寄り道して、山線を通り札幌に戻り、急行はまなすで北海道脱出するつもりだった。2日残して北海道を脱出して、行きにくい八戸線でも制覇するかと思ってたわけ。
 この旅行中ずっと天気に恵まれていなかった。特に今日は酷く朝から雨が降り続いていた。全く想定外だったのは、途中で電車がストップしたこと。「東室蘭本輪西間で線路冠水のため運転を見合しています」。雨で線路が冠水とは何事じゃ。40分遅れ。まあ、まだリカバリーが効くと思ってた。登別で後から来た代替の特急に乗って東室蘭に着くと「母恋駅で起きました土砂流出のため代行バスが走っています。」、まさしくこれから乗ろうとしてるとこが土砂流出。えーーーマジで?駅員さんに「線路はいつ直りますか?」「重機入れますのですぐにはちょっと」、駅員にしてみたらこういう客が一番うざかったと思う。誰もが室蘭に行くことを目的にしてるのに、一人だけその区間に乗ることを目的にしてるのだから。
 ずいぶん考えた。3つの選択肢があった。一つは、室蘭を諦めて山線に行って、明日再チャレンジして札幌。これだと、明日に寄るところがなくなってしまう。二つは、室蘭を諦めて山線に行って、はまなすで青森、八戸線へ。これだと、やはり室蘭に行けなかったことを後悔するのではないか?結局、選択したのは、一度函館に行き、はまなすで札幌に戻り、明日再チャレンジというコースだった。少しの狂いで帰ることができなくなる賭けだったが、少しでもチャンスがあるうちは突撃するのみだ。ダメだったときはそんときに考えればいい。函館に行けることもプラス材料だった。
 16時函館到着。函館に寄りたくて仕方なかった理由は「函館ビール」だった。GWに感動したビールをもう一度。私の中で美しい思い出として残しておいてもよかったが、期待に応えてくれるだろうという期待の方が大きかった。早い時間にもかかわらず店は開いていた。そして、3ヶ月前そのままにおいしいビールが出てきた。やっぱりうまい!さすがに平日だとピアノはないかなと思って、完全に酔いが回っていた19時半、帰ろうかと思ってたら、ピアノが始まった。ここのピアノは音色が素晴らしいし、照明も完璧だ。とてもいい雰囲気を醸し出している。さらに「Your Song」「Alone Again」も入って選曲も熱い。20時に演奏終了したが、さらに20時半から2回目のステージ。曲は総入れ替え。7000円も飲んだ。ここの店を知ってしまったら他所がショボく見える。
 はまなす函館駅に来たのは25時半だった。それまで駅の長椅子で横になったいた。他にもそういう人がたくさんいた。そのうち何人かははまなすに向った。自由席が空いてるかどうか不安だったが、運良く席をGETすることができた。すでに眠いとか眠くないとかわからなくなっていた。
 雨が降って予定通り行かなかったけど、パワーに変換することができた。何かに導かれてるような感じだった。