びーの独り言

どこいくの?どっか。

熔ける

 稲毛駅で軽い本を探してたらこの本が並んでいた。著者は大王製紙元会長の井川意高氏。カジノにのめり込み会社の金を使い込んだ。その額なんと106億円。壮大な転落劇はどうして起きたのか?どうでもいいと思ったが、他に読むものはないし、ネタとして読んでみることにした。
 金持ちの思考というのは隠そうとしても隠し通せるもんじゃないな。自己中心的で社会への関わりや他人への敬意が感じられない。金の心配が要らないからか楽観的すぎるし、いまだに悪いことをしたという反省も感じられない。自分の会社の社長がこれやったら腹立つやろな。刑務所は海外に異動になったと思えばって、その通りだけど公に書くことじゃないな。ひたすらそんなんばっか。まずはとにかく謝って、いつか行動で示してよ。
 やたらと文章が華麗でかっこよかった。ゴーストライターの人、ちょっとやりすぎじゃないかな?真意はともかく物語としては面白かった。一般人には知らなくていい世界やけどね。