びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/08/18(月)「独り言」

 あんまり独り言を書くようなモチベーションは湧いてこないのだが、「大勝軒」行って云々、なんてこと書いてもつまんないと思うわけで。
 18きっぷで外に出ようと思ったのは、人ってやつは直接経験したことしか語りえないから。座学で勉強したことなんて実践が伴わなければ死んだ知識と同じわけで。冒険はなわばりを広げるところから。しょうがない。本能がそう訴えるんだから。
 誰もが経験が違って、違うことを言うのはあたりまえであり、それに対して、未経験者が何もいうことはできず、経験してたからってわざわざ否定したりしてヤな気分にさせる必要はないわけで。ただ黙って実践しとけばよろし。何を言ったところで行動が伴わなければ何もないさ。口ばっかりでモノができてないのと同じ。
 そんでも見えないところでベクトルが働いてて、飛んでる矢が瞬間を切り取っても地面に落ちないように、体重が同じ人でも、運動して痩せたのか、食べて太りつつあるのか、で意味が異なってくる。微分したときの傾きが大切なのだと大村氏は言っている。その見えざる流れをいかに捉えていくか。
 過去は現在に影響を及ぼし、現在は未来に影響を及ぼす。瞬間で見ればほとんど変化しないように見えても、長い目で見れば大きく変化する。チャップリンはうまく言った。「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットではコメディだ。」
 過去の延長が未来になるかというとそうでもない。現在はずっと続きそうな気がするが、肉体も衰えてくる。右肩上がりのベクトルは、頂点を過ぎて下り坂へと突入した。ずっと成長しつづけることを期待して歩んできた人生は、これからは下がり目を耐えなければいけない。耐えるばかりではやりきれないから、自然と考え方が変わってくる。
 自分の感情を乗り越えつつ、感情をプラスに保つという相反する作業。本当はプラスもマイナスもない。長いレンジじゃ喜劇。瞬間の悲劇の対処法は、自分のことを騙して気分よくさせる。ヤな気分のとき、逆に考えるようにする。まず自分だけは自分の味方だろ?誰も自分の心までは支配できないさ。自分に勝つこと、孤独を克服すること。
 自分の問題が片付いたら外を向けばいい。ベクトルを読み、感情に配慮。実践、あまり求めないこと。感謝。