びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/10/19(金)「戯言」

 風邪のせいか閉塞感が強い。千葉に来てもう3ヶ月半か。こんなんじゃあっというまに時間が過ぎていくだろう。前を向いていかなきゃいけないとわかっているが、過去のことをクヨクヨしたり、いい材料がないと嘆いたりしている。野球のピッチャーを見てフォーム悪いとかメンタルが弱いとか評論してるが、自分こそフォームを矯正できずメンタルが弱いんじゃないか。うちの親父見てると全くブレがなかったもんなあ。明るくも暗くもなく愚痴も言わず、ただ淡々としてた。仕事以外はゴロゴロしてる姿しか思い出せない。もうさ、いくらもがいたってこの会社と心中なのだから、今更何を悩むのか。この年になったら人生の大半は勝負がついてるのかもしれない。最近思うのは突き詰めれば黙るしかないのではということ。悲しいとか苦しいとかにはグッと耐えて、人に心配をかけないために静かに笑うしかないのかもしれない。いちいち些細なことで一喜一憂してアレコレ言うと物事がややこしくなるだけ。戦略的にも余計なことを言うことは得策ではない。言葉には魂がこもってると言われるし、言ったことは実現すると言う。いい加減なことを言うと本当にロクでもないことが起きるのかも。滋賀の場合ほとんどの言葉には裏に意図が隠されていた。額面どおり受け取るとロクなことがなかった。結局のところ、実際に起きていること以外は無意味であり、言葉の存在なんて言った言わないの話になるだけでややこしいだけだった。何か口にすれば責任が発生するし、解釈をこねくりまわされて「俺は言ったけどお前が誤解してたんだろ」みたいなことを繰り返した。言ったからって不良品は減らなかったし、残業時間が減る兆しはなかった。一番の戦略は不言実行なのだと思う。悩みや嘆きはなんの役にも立たない。何を思おうとゴールまで走るだけなのだ。自分に勝つことは自分の感情を越えていくこと。何が起きたって揺れない強い心がほしいものだ。