びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/10/10(水)「千葉マリン」

 今日もまた千葉マリンに行った。プレーオフの第3戦、今日勝った方が勝ち上がることができる。千葉マリンスタジアムはちょうど通勤経路の途中。昔はタダ券でしか見なかったのだが。それが最近の経営努力が目覚しく、特に交流戦以後はセリーグのファンの心も掴んだのか、その良さが広く認知されるようになった。今ではまるでテーマパークと化している。試合のある日はお祭りそのもの。ロッテのファンは応援が物凄く、それと比例してチームもアジア一になってしまった。それにしてもまさか独りでお金払って千葉マリンに足を運ぶとはw。
 昨日と違って最初から盛り上がっていた。スタンドはレフトスタンドの一部を除きほとんどがロッテファン。みんなフラッグを振ってる。こういう大事な一戦に立ち会えることができて幸せだ。先発はロッテが絶好調男の成瀬。なんと16勝1敗、防御率1点台という近代野球ではありえない成績。なぜ3番手なのだ?ソフバンはスタンドリッジ。お前誰?隣のソフバンを応援していた奴らが話しているところによると、どうやら7勝1敗で結構抑えているらしい。試合は成瀬の出来が全てだと思っていたが、全くの杞憂だった。ストレートは140kmも越えないものの、制球が素晴らしく、ボールは丁寧に低めに集められ、スライダーは完全に打者のタイミングをはずしていた。軽く投げているように見えてキレがあった。ひじが折りたたまれテイクバックは小さいが、逆に打者からは球の出所がわからないのだろう。非の打ち所のないピッチングだった。一方、対するスタンドリッジも5回までつけいる隙はなかった。試合は緊張感溢れる投手戦。しかし、6回裏のロッテの攻撃で一死満塁のチャンス。ここで4番サブローが走者一掃のスリーベース。続く里崎がスクイズ。0−4。これで勝負あり。成瀬はその後もペースを乱すことなく、大舞台で最高の結果。5安打完封。凄い。
 勝った瞬間、花火が上がった。いやがおうにも盛り上がるスタンド。応援団席からは今までないくらい大量の紙ふぶきが舞った。みんなが興奮してた。不特定多数の人と同じチームを応援することってどうしてこんなに楽しいのだろうか?意味があるとも思えない。でもさ、それでいいんだろう。こういうのって疑うことなくとことん楽しまなきゃ。ずっと遊びだと思ってたけど、最近気づいた。楽しいと思った瞬間に勝るものはないのさ。