びーの独り言

どこいくの?どっか。

2005/06/01(水)「独り言」

 温度を調節するときに昇温と降温がある。昇温でも降温でも、常にエネルギーを消費する。同じように脳みそにも調節機能がついている。脳みそが高級なところは、初めは複雑な回路で命令をコントロールするが、やがて回路が単純化されて、最小のエネルギー準位に落ち着く。すなわち、習慣が生まれる。歩くときに左足を出して右足を出して・・・とはいちいち考えない。歩くことを意識することなく歩くことができる。
 よい習慣を身につけるにこしたことはない。悪い習慣を良い習慣に変えようとするとき、脳みそを更新するのに2ヶ月かかる。単にジョギングを始めて2ヶ月で痩せ始めるから、そう思うだけ。何かを変えたいときには2ヶ月耐えてみるとうまくいくかも。
 年をとってくると新しいことが面倒になる。脳みそはエネルギーを使わない方向に進む。脳みそは使わないと退化する。どんどん使ってやった方がよい。脳みそは経験したこと全てを記憶しているから、やったことに無駄なことはない。毎日なにか1つにチャレンジすれば、30年後には大きな財産になるだろう。
 なんとなく心がむしゃくしゃするときは、落ち着かせる技を身につけたい。原因を取り除くか、別のことを考えよう。そのうちにむしゃくしゃする状態を楽しむことができる。何かが脳みそを刺激して鍛えてくれている。そんな悪い状態も2ヶ月あれば緩和される。脳みそが適応するのだ。