びーの独り言

どこいくの?どっか。

2020/09/25(金)「失敗」

 Yさんが帰るときに人知れず餞別を渡そうと思っていた。さっさと仕事は終わり、誰もいなくなるまで実験室で時間を潰そうとした。すると珍しいことに先に帰られてしまった。どうやら飲みに行ったらしい。月曜日がラストなので、みんなの前で渡すことになりそうだ。

2020/09/24(木)「付属品」

 先週Yさんと引き継ぎしてる時にある装置のアクセサリーがたくさんあることに気づいた。存在を知らなかったから、使い方もわからなかった。「マニュアルを見ればいい」と言われたものの、今日見たらどれも英語ですぐにはわからなかった。それでYさんに使い方を教えてもらった。どれもYさんの前からあるみたいで、Yさんにもわからないものがあった。一部は他に使える人もいないというので、しっかり覚えておかないとな。

2020/09/23(水)「代理店」

 代理店との打合せがあった。Yさんの挨拶と私への引き継ぎを兼ねていた。物凄くハイレベルな会話が展開されてびっくりした。わからない言葉だらけ。わかったふりをしながら、必死で頭を回転させた。なんとか聞きたいことは確認できた。今まで出会った代理店の人の中で、一番情報量が多かったのではないか?信頼感がすごい。大阪の人はしゃべりやすい。終わった後すぐにわからなかったところを調べた。
 

2020/09/22(火)祝「ガス抜き」

 夕方、買い置きばかり食べ飽きたので、びっくりドンキーに行った。中性脂肪を減らせとは言われてるが、たまにはガス抜きが必要。
 外に出ると気持ちよかった。何もなくても外に出るべきかもしれないと思った。長袖でも肌寒かった。
 大好きなミスサラダのジャコがなくなっていた。残念すぎた。世の中はどんどんコスト削減。
 結局この四連休はほとんど将棋見るか麻雀見るか寝てるかのいずれかだった。精神衛生上よくないな。

No.88 元祖ボンカレー中辛

 大塚食品の元祖ボンカレー中辛(Pantry199円)。
 これは発売当時のボンカレーの復刻版。レトルトカレーの歴史はここから始まった。今のところボンカレーゴールドやNEOが気に入っているので、これにも期待。
 中辛の割りには甘い。味には何のインパクトもなく単調。じゃがいもがゴロゴロしていて嬉しかった。
 レトルトカレーには外れが多いが、これは安心して食べることができる。味はゴールドの方がいいような気がする。

アルルカンと道化師

半沢直樹 アルルカンと道化師

半沢直樹 アルルカンと道化師

 池井戸潤半沢直樹シリーズの新刊。7年ぶりのドラマも来週終わりを迎える。クレジットにこの作品があったが、もしかしてドラマの結末が書いてある?
 買収の裏に隠された真実に迫っていくいつもの展開。おやっと思ったのはモチーフが美術ということ。近年の作者は常に新しい分野に挑戦している。下町ロケットでの知財紛争、銀翼のイカロスでの政局、ルーズベルトゲームでの野球、ノーサイドゲームでのラグビー
 半沢直樹シリーズはドラマの影響で、銀翼のイカロスからキャラクターがドラマに寄せ気味になったが、今回は完全にシンクロしてた。半沢直樹は完全に堺雅人に脳内変換された。また渡真利はミッチーに。もちろん大和田は出てこない。あんなコメディではなく、まだシリアス寄りである。
 今回巻末に「現実との著しい乖離、瑕疵があったとしても、すべて作者の責任であり」という一文があった。新しい分野のことだからそういうことはあるにせよ、これは弱気じゃないかな?確かに下町ロケットのゴーストは酷かった。知財スペシャリストがついててあれではその人が何かしら言われても仕方ないと思う。
 例によって一日で読んだ。表現が研ぎ澄まされて、余計な部分が削ぎ落とされてる感じ。最近、新刊のペースが遅いので心配。次はいつかな?

2020/09/20(日)「餞別」

 梅田の阪急百貨店に餞別を買いに行った。Yさんにお世話になった気持ちを言葉だけではなく、何か品物でも示したかった。餞別を買いに行きたいと思ったのは人生で初めてだった。
 何がいいかと考えた時に、これから本社勤めになるのでネクタイがいいのではないかと思った。そう言えば、Yさんはいつもスーツでネクタイをしていた。それならとびきりいいものを選びたかった。ちょっと部下の餞別として重すぎるかなとも思ったが、気持ちの重さということで許してもらおうと。
 阪急百貨店ならなんかあるだろうというノリだった。ほとんどが婦人服だった。紳士服はワンフロアだけ。なんかおかしいな?コーナーには気品が漂っていた。店員がたくさんいて、歩けば方々からいらっしゃいませと言われた。ぐるぐる回ったけどあんまりネクタイはなかった。時代はノーネクタイなのかな?そのうちメンズは別館にあることがわかった。
 別館には有名高級ブランドが立ち並んでいた。プラダ、ルイヴィトン、アルマーニダンヒルなどなど。こういうところは初めてて、場違い感が半端なかった。とても店の中に入ろうとも思えず、廊下から恐る恐る中をチラ見しながら回った。ほとんどネクタイがないことに気づいた。
 ここでスマホで評判のネクタイを調べてみた。さっき通りすぎたばかりの店の名前が出た。Ermenegild Zegna。なんて読むのかわからないが、なんだか凄そう。行ってみると店頭にネクタイがたくさんぶら下がっていた。
 中に入って見てたら、おじさんの店員が寄ってきた。意外にも冴えない感じのおじさんでホッとした。まず庶民の悲しい性で値段を聞いた。24000~32000円。予算オーバーだが、まあいいか。ネクタイを見ても色がよくわからなかった。照明の演色性が悪く、自然光とはほど遠かった。おまけに眼鏡のブルーライトカットも。眼鏡を外して眼を近づけて見た。これだと思うものがあった。えんじに斜めの線が入っていた。派手ではないが、キラリと光る感じ。するとおじさんは、台の上にスーツの上着とYシャツを置いて、ネクタイを合わせ始めた。いろんなネクタイを見たけど、どれもピカピカ光沢があって派手だった。もしかすると悪目立ちしてしまうかも。
 結局はえんじを選んだ。またこれから他の店に入るという気力がなかった。贈答用に箱にリボンをかけてもらい、黒い手提げ袋を受け取った。店を出るときはおじさんとお姉さん2人が頭を下げていた。ブランドのことはまったくわからないけど、一度購入するとそこがお気に入りになるのかもしれない。
 13時、昼食は阪神百貨店地下のいか焼き。最近食べたいなあと思っていた。以前立ち食いできなくなってて悲しかったのだが、見事に復活していた。仕切りがついてコロナ対策もばっちり。
 中之島公会堂まで歩いた。ここは浪人時代に行ってから何回か訪れている。途中旭屋書店がなくなってるのに驚いた。梅田新道の歩道橋を渡るとだんだん大江橋が近づいてきて、市役所が見えてきた。橋を渡り左折、しばらくして右折すると図書館。図書館は閉まっていたが中には入れた。カフェで休もうと思ったら、60分待ちでびっくりした。裏にある公会堂はあいかわらず赤レンガの重厚な作り。なぜか赤レンガにひかれるんだよなあ。いい散歩になった。
 14時半、JR大阪駅に戻り、ますのすしを買おうと思ったら売り切れてた。四連休で人出が多かったのかな?疲れたのでそのまま帰った。