旅行最終日。起床は7時だった。800円でホテルの朝食を頼んだが、バイキング形式でベーコンエッグしか食べたいものがなく。明らかに損した気分。これじゃ｢東横イン｣に勝てないわ。
長岡には驚いたことに観光するところがなかった。おとなしく帰るしかなかった。
長岡―水上―前橋―赤羽―東京―新浦安―千葉みなと。
上越線の景色は思いがけず美しかった。あらゆるものに深く雪が積もり、遠くに見える険しい山も白かった。それらが明るい日差しに照らされ、ピカピカに光っていた。昨日から仕事が始まると思うとブルーだったが、何か幸先がいいような感じがした。
まっすぐ帰ったのは頭痛がひどかったから。昨年来からずっと続いているが、ほっといてもどうにもならないようだ。新浦安の耳鼻科で、ネブライザーと薬を処方してもらい落ち着いた。
久々の部屋で後片付けをして｢鬼丸｣。｢百萬石｣で海鮮を食べたいとはまったく思わなかった。
今回の旅行は函館に尽きる。あそこで大満足してしまった。もう旅を中断した方がいいんじゃないかと思ったくらい。そういう意味では大成功だった。同時に旅の行き詰まりも感じた。新しい町に行っても、感動がなくなっていた。電車の中で｢半沢直樹｣を読んでる方が面白いと思うのは問題だと思った。そろそろガツンと・・・。
